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2023-03-29 13:20:00
静岡  清水区由比  磯料理・くらさわや

由比と言えば、サクラ海老。美味しんぼにも登場する”くらさわや”
3月21日、さくらも開花し、見頃の東京方面へ行くことも考えたが
美食倶楽部としては、安易すぎると思い直し、そこで、浮かんだのが

”さくら海老”。以外と身近にあり、干したものは良く見ているが、
生食、本格的かき揚げでは食べた事なし。本格的に食べるのなら、
駿河湾、由比という事で決定。
さらに、さくら海老の”かき揚げ”料理で、漫画”美味しんぼ”にも
出てくる”くらさわや”に行くことに決定です (笑
店情報では、予約不可で、旧東海道沿いにあり、由比駅から距離も
そこそこあるらしい。

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安藤広重 東海道五十三次 由井
良く見ると、峠の
崖の道を旅人が歩いています。

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静岡市清水区(昔は清水市)「薩埵峠 展望台」からの絶景

安藤広重の「由井」の絵は薩埵(さった)峠 展望台より見た風景です。
せっかくなら行って見ようと思い、調べてみたら、隣駅の興津(おきつ)
よりハイキングコースあり。2時間程で由比まで行くようです。
もう何年もハイキングはしてないけど、駿河湾を見ながら絶景の景色が
見れて、その後に、サクラ海老で、一杯やれたらたら最高かも (笑

当日、JR東海道線 鴨宮発7:26 熱海乗換、興津着 9:04 

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JR東海 興津駅
スイカで乗車し、駅改札を通過しようとするがエラー。
スイカは熱海までしか使えないらしい。駅員さんを探すが誰もいない。
 ※JR東日本 熱海までSuica(スイカ)、JR東海 函南よりTOICA(トイカ)
駅の窓口には、9:30より出勤してくる表示。うその様だけど本当の話(笑
確かに乗り降り客は少ないので、合理・経済的ではあるが。
待つ時間はないので、取り合えずハイキングコースを確認。

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「薩埵峠 展望台」へは行けません。眺望不可の看板。
今更、予定変更はできないので、少し落ち込みながら出発。
そういう状況もあるのか、ハイキング客の姿は一切なし。

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この日は曇天でしたので、残念ながら、富士は全く見えませんでした。
興津駅から30分程歩いて、ようやく、展望のいいハイキングコースへ。
ほぼ、年がら年中、富士山は見ていますが、やはり、その場所や地形、時間
によって見え方が
変わります。安藤広重の東海道五十三次、富士三十六景、
そして、葛飾北斎の富嶽三十六景で分かるように、富士が見えるだけで
風景に趣やロマンが感じられます。特に昔は、空気も澄んでいて、高層や
人工物もなく、東海道を歩く旅人には、富士山の存在が大きく、憧れや情景も
大きかったと推測できます。


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遠方に由比の町並み


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が綺麗でした。しかし、この先は進入禁止で進めず、う回路へ
この桜を見て少し救われました。しかし、崩落が無ければ、素晴らしい
眺望で、良きハイキングコースだったと思われます。
この後は、う回路を20分程歩きます。

 

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 う回後、「薩埵峠 駐車場」より
山にはたくさんの”みかん”。ここから先は舗装された細い道路を歩きます

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眼下には山際よりJR東海、国道1号線、東名高速が並んでいます。
台風の時などは、良く通行止めになる箇所です。


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東海道、倉沢の風情が感じられる家並み 
この日は3月21日、春分の日。国旗が各家、出ています。
私の故郷、福岡の今は無き実家がこのような家だったし、国旗も出して
いたので懐かしさあり。

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山側の風景。山桜が点々と見えています
 

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 東海道 名主の館 小池邸

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小池
邸の中庭 水琴窟。 地中より琴の音を思わせる反響音が聞けます

以上、
薩埵峠 と東海道 由比の町並みでした。長くなるので
次回、さくら海老・磯料理の”くらさわや”を紹介いたします。