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さて、いよいよですが、秋田の夜です(笑)
秋田と言えば、きりたんぽ鍋、ハタハタ等が有名です。他にも色々と
美味しいモノを、秋田らしく出してくれるお店がいいと探したら
ありました。そのお店は”とっぴんぱらりのぷ”です(笑)
これは、ふざけているのでなく、正真正銘の店名で、その意味は
秋田弁で"めでたしめでたし"という意味があるそうです。
※ 秋田駅前ビル5F
個人的な見解ですが”杉玉”のあるお店は”名店”多し
のれんの一文字”ぷ”が、イイ味出してますネ(笑)
今朝獲れ!!の貼紙
この中でしたら、一択ですね! ”鰰 ハタハタ”
デカイ囲炉裏が中央に、イイ感じです
原始焼き 鮮魚
こちらいりの実物を見て選択できます。当然、鰰 です。神の魚だし、
縁起も良さそう(笑)
原始焼き 野菜
ジャンボしいたけ、いものこを選択
野菜の注文を終えたところで、別の店員さんがきて「先ほどの鰰の件ですが
実は予約が入っておりました。」との事。「エー、うそ」と一匹しかおらんのカイ!
と突っ込みたいところだが、ここは残念だが、”神”に縁がなかったと諦める(泣)
代わりに選択したのは”真鰈”デス。
ポテトサラダ
きりたんぽ鍋 一人前
比内地鶏のだしが効いた、いい味です。舞茸やセリに比内地鶏、そして
きりたんぽが甘くて、香ばしい。
他の鍋もみたら、ありましたよ熊鍋。佐竹知事より伝授されたマタギの
熊肉鍋、2~3人前で、¥4800以上でした(笑)
佐竹知事って、四国の”じゃこ天”を貧乏くさいとか、発言されたあの人の
ようです(笑)
しいたけ
イモの子
ガーリックオニギリ
真鰈 原始焼き
これは旨い。表面はパリツとして香ばしく、中はふっくらとして美味しい。
炭火焼きで、時間をかけじっくり焼き上げただけあります。
これが、鰰 だったらと・・・(泣)
参考までに、鰰 の焼き上がりが下の写真です。
ハタハタ 最初はこれだった(笑)
何気にヒレで立ってるのが凄い。腹がパンパン
この日は、もう一軒、予約を入れていたので早めに切り上げました。
きりたんぽ鍋、原始焼きは最高でした。他にも食べたいモノがいくつか
ありましたので、次回、また、機会があれば伺いたいと思います。
次回は、月替わり 1月 今月の一句です。お楽しみに!
12月15日、晴天。向かうは秋田。
以前より、行って見たいと思い続けようやく実現しました。
秋田出身の知り合いもいるが、実は3年程前に小田原の焼鳥屋で
たまたま隣に座った方が秋田の男鹿の方でした。いい所なのでぜひ
来てくださいと。そして、2年前にも寿司屋で隣に座ったも秋田の方
でした。土地の美味しいモノを聞いたら、実は”熊”だと、小声で教え
ていただきました(笑)以前、滋賀の余呉の「徳山鮓」で”熊鍋”を
いただいたこともあり、驚きと同時に”秋田”との不思議な”縁”と関心
が高まり一度は行かねばと思いをはせていました。
新幹線の車窓から富士山
そんな秋田へ、最初に行こうと思い立ち、予約を取ろうと行動をしたのが
昨年、桜の時期の角館。当然、宿泊できる宿はどこも満室状態で諦める。
そして、今年、沖縄行きを計画したあたりより、次は真逆の雪見のできる
温泉へ行こうという思いが強まり、今回の旅となる。
先ずは、小田原より新幹線で東京へ。晴天の中、車窓からの富士山が
いつもながら素晴らしい。
秋田へは、東京駅よりはやぶさ・こまち 9号に乗車
東京発 8:37 秋田着 12:30
はやぶさ・こまちの連結車両
切り離しは”盛岡”です。こまちは”秋田”へ、はやぶさは”青森”まで
行きます。写真の手前が”はやぶさ”、後方の列車が”こまち”です。
こぼれイクラと、とろサーモン、ハラス焼き弁当
旅の楽しみは、先ずは”駅弁”と”ビール”です(笑)
大宮近辺からの富士山
埼玉には富士見市があるので、高い建物がなかった時代はよく見えた
ことが想像できる。しかし、冬場のこの季節は天気もいいし、富士山
がどこからでもよく見える(笑)そして、もうすぐ天候が変わり、灰色の
空の北陸いや東北が近づいてくる。何気にこのギャップが好きなのも
あるが、日本の冬を味わいたいという気持ちが強いのかも。
盛岡近辺、うっすらと雪景色
秋田、田沢湖近辺
この辺は、やはり積雪量多し。今回の最大の目的は”雪見の湯”、で秘湯
の乳頭温泉郷は田沢湖からバスで1時間程。とりあえず、この日は目的の
秋田市内を目指す。
そして、12:30 秋田駅に到着
秋田犬キャラクター ”あきお”のねぷた
弘前のねぷた祭りで、前座で参加したらしい。ローカル線の通路に
展示されていた。
秋田駅の到着です
秋田の三大名物が揃い踏。奥より竿灯まつり、なまはげ、秋田犬。
これはデカイ秋田犬 クリスマスバージョン
縫いぐるみポイけど、バルーンです
西武百貨店 壁には竿燈まつりの絵
時間的に、お昼のランチの時間。稲庭うどんの老舗”寛文五年堂”へと向かう。
冷たい風の吹く中、7分程、溶けた雪道を慎重に歩いて、到着。
いなにわ手綯うどん本舗 寛文五年堂
一枚板の看板が光っています。そして、”和”を意識したモダンなガラスの
格子戸がオシャレ。そして、中に入るともう一枚のガラス戸り。
店内に冷たい風が入らないような造りです。
手綯【てない】
捏ね、延ばし、小巻、手綯、平押しと、姿を変えるたびに
鍛えられるうどん生地。つややかで強いコシ、なめらかな喉ごしの
うどんは、すべて職人の手技に支えられています。
秋田市湯沢市稲庭町。自然の恵みを人の手で磨き上げられた
こちらの”寛文5年堂”の”いなにわ手綯いうどん”、一種の芸術品かと
思われる。元は将軍家、皇室への献上品だという歴史が感じられる。
店内の様子 外窓が大きくモダンなカフェかと
カウンターは対面式で中央にお椀等の漆器が陳列され、プライベートが
保たれている感あり
比内地鶏の串焼セット 温かい生めん と 冷たい乾麺
通常だと、”ざるうどん”2種類の組み合わせですが、温かいのも食べて
みたいと、このようになりました(笑)
温かい生めん
俗にいう”かけうどん”でしょうか(笑)これを見て過去の記憶が蘇る。
”稲庭うどん”を初めて食べたのが、6、7年前の二宮のある店です。
この美食倶楽部で何度も話をしてますが、今は無き”魚蔵”でサイドメニュー
で見かけて食しました。当然、具はもう少しありましたが、その美味しかっ
たこと。
比内地鶏のもも、とつくね
寒い地域の地鶏だからか、身がしまっています。
高清水 熱燗
そばと日本酒もいいが、うどんも悪くない。そして、熱燗がイイ。
おしながき
やはり、目立つのは”海老天カレーうどん”デス。少し興味あり(笑)
次の機会があれば、”湯沢市稲庭町””へぜひ、行ってみたいものです。
次回は、秋田の原始焼きが楽しめる居酒屋です。お楽しみに!