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2022-12-25 14:20:00
淡路島  岩屋  林鮓屋

明石海峡大橋
11月22日は、レンタカーを借り久々に明石海峡大橋を渡る。
前回は、5年程前にJR舞子駅より高速バスを利用。自分で運転するのは
息子が中一の時、四国の高知や四万十川へ旅行へ行った時以来で、十数年ぶり。
しかし、絶景。2車線かと思いきや3車線で、スピードも出ておりほぼ高速道路。
スピードが緩ければ、カメラのシャッターを押したいと思った程。
借りてきた写真ですが、上記の風景が目の前に広がります。
ド迫力の鉄塔(高さ298m)、世界最大級の吊橋(長さ3911m)、桁下(65m)
を実際に走ると、感動します。良くこんな橋を造ったモノだと。


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淡路SA
明石海峡大橋を渡り、淡路島に到着。景色もイイが、空気が美味しい(笑)

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明石海峡を通る、大小入り交じりで、多くの船が見えます。

小さいのは漁船です。

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SAのスタバで一服
明石
より車できましたが、約35分程かかりました。

橋の起点は、神戸市垂水区東舞子町だから、明石からだとそれなりの
時間を要します。レンタカーで知らない道だとケッコウ神経使います。
そういうわけで、柄にもなくスタバで一服(笑)

一服後、高速を降りて下道へ。そして、道の駅”あわじ”へ。 


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道の駅”あわじ”の駐車場
明石海峡大橋
の袂にあります。巨大なコンクリート塊『アンカレイジ』
車と比較すれば、分かりますが、想像を絶するドデカさです(笑)

道の駅では、お土産品、食事は海鮮丼、シラス丼を始め、淡路牛バーガーが
人気です。


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橋の袂で釣り
覗いて見ると、大物はいませんでしたが、ケッコウ数は釣れてました。
イワシ、カワハギが泳いでました(笑)ジギングでブリ、シーバス、タチウオ
イカなど豊富な魚種が狙える、釣りスポットらしいです。


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淡路ジェノバライン 岩屋港 乗り場
明石港からは、約13分程で到着。小さな船旅も風情があっていいもの

それに、明石海峡大橋の下を通ってくるので、こちらも感動もの。
料金は片道、550円。観光客もいますが、地元の方が仕事や買い物など
日常的に利用されていて、30分に一本程で運行しています。
今回は南あわじまで、行くので車で来ましたが、いつもは明石の”魚の棚”を
ぶらつき、こちらの船を利用して林
屋さんへ来ています。
遠慮無くお酒が飲めますからネ(笑)


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岩屋は漁師町、漁船がズラリ


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路地裏の猫と犬
港近くの駐車場に車を止め、7分程歩きます。
車が通れないような路地が続き、
レトロ感のある家並みの中
のんびりとしている猫たちを見ていると、昔懐かしい風景を
見ているようで心が癒されます。


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林家に到着です。そして、予約待ちの人達
淡路島で100年以上も続く老舗の鮮魚店です。
表が鮮魚店で裏が鮓屋です。約20年前に仕入れた魚介を利用し
寿司店を始めたそうです。漁師町の風情を感じる、こういう路地に
あるのも、林家さんの魅力ですネ。ネタの良さは勿論ですが。

開店は11時半です。まずは予約を入れないと入店できないかと思います。
この日は、1週間程前に電話で、13時に何とか予約が取れました。


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魚屋さんも人気で、客も多いです


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鮓林屋の玄関

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カウンターにておまかせ10貫、3900円。良心的な価格です。

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予約13時でしたが、5分程前に案内があり入店。その後、満席に。

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中トロとアオリイカ


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クエ

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石鯛


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車海老

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海老頭

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ホタテ


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うに
他にまぐろ赤身、穴子、ヒラメを摘まみましたが、写真を撮らずに
食べちゃいました(笑)以上、計10点で、それぞれ美味しく頂きました。

いつも出るのに、出なかった下記の2点を追加。

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たこ
明石で不漁が続いてると聞いていましたのでやはりかと。
生だこでなく、ゆでだこだったのが少し残念。
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タイ
人丸花壇で食べた鯛の食感とほぼ同じ。これぞ”明石の鯛”絶品でした。
実はこの日の夜も、別の所で鯛料理で、刺身を食べましたが、こちらの
鯛には及ばないものでした。

心配なのは、不漁が続く”たこ”です。昨年、今年と最盛期の7月でも例年の
半分も行ってない状況で、資源確保のために、たこの船釣りは来年4月まで
禁漁し、業者が営業自粛しているとの情報です。

明石のタコは、昭和30年代に冷害で全滅し、熊本天草より大量のたこを
搬送し、放流しています。タコは水温10度以下になると生存率が下がります。
今年は例年より寒くなりそうなので、少し心配です。

来年、夏季に明石、岩屋へは、又、行く予定です。たこの豊漁を祈願致します。

次回は、氷見の寒ブリ編です。お楽しみに!



 

 

 

 

 

2022-12-15 05:03:00
12月月替わりマルチボード

12月も半ばになり、色々慌ただしく なってきました。
いよいよ”年の瀬”が クルー!という時期ですね
今週月曜、ようやくマイナンバーの 申請へ しかし、
まだまだやること がアレも、コレもと満載です(笑)
そんな中、明日は富山・氷見へと ”見聞食”に
行って参ります(笑)

3年前の4月に、氷見へ行きましたが、その際は
当然、寒ブリの時期は過ぎておりました。
気候は暖かく、ほたるイカやばい貝、のどぐろ等は
美味しかったです。
今回は、12月初旬に”寒ブリ宣言”が出されました。
一昨日、ばんや料理ひみ浜さんで、”ブリ三昧”の予約が
取れました。天候的には、厳しく、現地は雨か雪模様で
観光面は期待できませんが、”食”に関しては、寒ブリを
中心に、きときとのお魚で楽しく”一杯”やれそうです(笑)

そして、”年の瀬”の北陸も、又、楽しみです。



 

2022-12-13 07:20:00
明石  料亭旅館  人丸花壇

”魚の棚”を後にして、普通なら明石城趾に行くのですが、今回は体調不良
にて、パス。恥ずかしながら、足に豆ができ、痛くて普通に歩けない為です(泣)
2年前に来た時、散策しましたが、イイ公園です(笑)

さて、それでは”人丸花壇”さんへ
JR明石駅の南口より、山陽電車に乗り、神戸方面へ向かい一つ目の”人丸前”駅へ
ホームには大きな標準時子午線の
看板、そして、東経135度の経線が引かれ、
北の方向に”天文科学館”が見えます。

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東経135度の経線と天文科学館
天文科学館では「時」と「宇宙」の素晴らしさを感じることができます。
こちらも残念ながら”足豆痛”で行っていません(泣)





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南側では、遠くに”明石海峡大橋”
駅名は、駅北側の人丸山公園に因り、”人丸"とは柿本人麻呂のことらしい。



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人丸花壇
老舗の”料亭旅館”、歴史と風格が漂い、葵の紋が際立っています。
食事、そして、宿泊するのは滋賀の余呉の”徳山鮓”以来の2年ぶり。
料亭は大磯の”松月”以来、こちらも2年ぶり、明石の海鮮を使った料理
楽しみです。



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玄関先までの通路。雨の日などへの心遣いが感じられます。


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玄関脇の池には錦鯉が優雅に泳いでます。

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生け花の下の木に”しめ縄”


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さかなクン・コーナー
お土産品等を販売されている一角に展示。色紙より訪歴を見ると
最初が2007年、2011年、2021年です。三枚とも”タコ”の絵です。
確か、今年、NHKの番組で”タコ”の特集をやっているのを見ました。
さかなクンがかなりのタコ好きで、そして、”人丸花壇”とは両想いの
関係だというのが分かります。鯛の絵は一枚も無いし(笑)


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秩父宮妃殿下

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平成4年10月24日、明石市御行啓に際しご昼食御用賜わる

他にも写真はありましたが、上記、2枚の写真で”皇族”とのユカリ、歴史
が充分に感じられました。そんな老舗の”料亭旅館”に”お一人様”で電話して
運よく、宿泊や食事ができるなんて感謝しかありません。
これって、普段の心がけかな!?(笑)


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いい雰囲気の和室。そして、お一人様での部屋食です。ケッコウ贅沢かも(笑)

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人丸花壇の煎餅

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総檜造りの浴場
木の香りに包まれての、入浴最高。タライや腰掛も木で癒されます。
最近は、サウナ施設のある大きな浴場に行っているので、これぐらいの
大きさが風情があってイイ感じ。

入浴後、部屋に戻り、しばらくすると和服姿の仲居さんが着て、八寸と
瓶ビールを持ってきてくれました。丁寧にテキパキとした好感の持てる
応対だったので、確認のためお尋ねしました。
『もしかして、女将さんですか?』。仲居さんは大笑いされ
『違います。とんでもないです』と笑顔での対応でした(笑)


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八寸
それぞれ、カワイイ小さな器にカワイク盛られていますが美味しいです。


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柿にはキノコ、ゆずにはイカの塩から
少量ですが、ノンベーには有難い品々です。

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料理は順次でなく、選択で一度に出して頂きました。タコ飯のみ後出し。
通常だと”タコしゃぶ”、”たこ刺し”が出るようですが、タコ漁が不漁で
”たこ飯”に変更。”魚の棚”に入った時に、生ダコ見たのが、写真にも
撮った4パックのみでした。そして、店においても”不漁”の貼り紙を
何件か見ました。前回、2年前夏に行ったときは、そりゃたくさんの
生ダコを見たので、季節や時期によっては、こうも違いがあるかと
思いました。天然だから仕方ないね(泣)

 

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季節感を感じさせる見事な盛り付けです。
サワラ、タイ、ホタテ、イカ、エビ。それぞれ美味しかった中、
タイは絶品でした。歯ごたえ、コリとする筋肉感、ほんのりの甘さ
”これぞ明石のタイ”でした。


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銘酒がズラリ
明石は、神戸の灘に対し、「西灘」と呼ばれる酒どころです
現在、6店の酒蔵があります。

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龍力
(姫路:本田商店)とやわらぎ。切子グラスがオシャレです
まずは、ネーミングで龍力を選択(笑)しかし、これは銘酒で
兵庫県特A地区の山田錦のみを使用しています。口当たりも良く
美味しかったです。何も言わずに”やわらぎ”=水が出てくるのは
さすがです。


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鯛宝楽焼
淡路島では焙烙という素焼きの鍋で蒸し焼きにします。
その鍋の”ほうろく”をもじり”宝楽”焼きと呼ばれています。


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鯛の皮と身が、驚くほど綺麗に離れてどちらも美味しくいただけます。
皮も身も絶品、さすが明石の鯛です。


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天ぷら
なす、レンコン、シシトウ、イカ、穴子
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穴子
この穴子は絶品。それに、ころもが柔らかくまた旨い。


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焼酎も銘酒がズラリ
ノンベー、オールラウンダーの私にとっては、ほぼ何でもOKですが(笑)
この中で知っているのは一つだけ。球磨焼酎の鳥飼です。


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球磨焼酎
(米)鳥飼 をロックで
球磨焼酎の中でも人気の逸品です。TVのCMなど有りませんが、酒屋や
こだわりのある居酒屋などではケッコウ見かけます。ストレートで飲んでも
フルーティーな日本酒を思わせる飲み口。雅子様ご愛飲は知らんかった(笑)

ここからは、恥ずかしながら酔ったようで味はよく覚えていません(笑)

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タコの酢物だったかな?


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タコ飯 上品なイイお味

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お吸い物


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デザート りんご、柿、ようかん?


ここでほぼ、お腹一杯。夜食用におにぎりとだし巻きを頼みました。


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だし巻き美味しかったです。
ハイボールは自動販売機にて買いました。海苔は明石産です。


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部屋食ではありませんでしたが、久々に日本の”朝ご飯”を頂きました。
朝食は、最近はバイキングが主流です。何処に何があるか分からず、
ウロウロするものです。ちゃんと配膳されている朝食は久しぶりです。



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館主夫妻、石原良純、笑瓶、オセロ(中島)

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館主、辰巳琢郎、柳沢慎吾

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館主(元)と松平家当主(明治元年頃)の写真
お会計の際、待合席で少し座ろうとした時に、『
新聞でもどうですか』
と勧めてくれました。写真を撮っていたので、優和なお顔よりすぐ館主と
分かりました。挨拶をして、宜しければ、写真をということで、上の
ポーズをしていただきました。


お会計では、旅行支援5000円、地域クーポン3000円、計8000円を
対応していただきました。私からは要請は何もしてなくて、フロント

担当の方から説明にて、良心的かつ丁寧に対応いただきました。


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松平家より嫁がれた”女将”さんです
普通は玄関口で挨拶のみ、でも嬉しいものですが、なんと通路の階段を
降りて来てくださいました。感激ものです。記念に写真を撮らせて、
いただきました。日本、おもてなしの”心”を、今回、改めて知った気が
します。機会があれば、又、たこのたくさん取れるであろう夏季に
再訪したいものです。

 

 次回は、淡路島、岩屋の林屋鮓店へ行って来ます。お楽しみに。

 

2022-12-06 09:21:00
明石  魚棚

11月21日、明石に来るのは、2年前の夏以来。
今回で、3回目です。前回は、淡路島の岩屋、林屋鮓店に行った
際に寄りました。明石と言えば、明石焼き、そうタコ焼きの
発祥の地です。また、明石海峡という好漁場があり、タコや鯛
などが美味しいので有名です。駅の北口には明石城跡もあり、
歴史ロマンも感じられます。さらに、明石海峡と淡路島に
架かる世界最大級の吊橋、明石大橋。そして、淡路島へと
小さな船旅が出来る、淡路ジェノバラインが出る明石港も
あり魅力的な町です。
そして、この上記の写真、実は『
明石図書館』より撮影、
明石駅前南口の複合施設『パピオスあかし』の4Fにあります。
超近代的な大型図書館で、興味のある方は是非ググって下さい(笑
) 

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明石駅南口
南口を出ると、目の前の建物が『パピオスあかし』
2Fへ上がり市民広場を抜け陸橋を渡ると”魚の棚”


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魚の棚商店街
明石近郊の台所、特産の魚介類や練り製品、乾物、そして、飲食店など
100店舗以上が軒を連ねる

この日は11時頃に来たが、小学校の社会見学らしく、ほのぼのとした
光景でした。
ケッコウ色々買ってたよ(笑)


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明石生ダコ


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明石ゆでだこ


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たこ柔か煮

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煮物盛り合わせ

 

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たこ干物

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玉子焼き(明石焼き)
明石焼きの店は十数店はあったが、長い行列が出来ていたのが”たこ磯”さん。

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ミックス
焼き(たこ、あなご)を注文



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酒瓶の熱燗
なんか懐かしい気分(笑)

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割ってみると、こんな感じです
たこと穴子を両方、楽しめてチョット得した感じ(笑)

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だし汁につけて食します
たこ焼きより、酒のアテになりそう(笑)

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明石活鯛の姿焼き
明石と言えば、鯛は外せません。そして、穴子も有名です。
それ以外にもたくさんの魚や海産物が味わえ、そして、
見て楽しめる”魚の棚”、是非、行って見てください。

次回は、明石の料亭旅館”人丸花壇”です。
料理、接客ともに最高でした。お楽しみに!

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