インフォメーション
むつ五郎さんへは3年ぶり。
営業開始、5時30分。10分前に到着、一番乗りでした(笑)
その後、直ぐに、何組か来店。
暖簾には、京都祇園祭、厄除、岩戸粽(ちまき)。
早く、コロナが完全撲滅される日が来るよう願うばかりです。
料理メニュー
馬肉料理がズラリ。郷土料理の ”一文字ぐるぐる”が気になる
熊本以外では『分葱(わけぎ)』とよばれている。
生えている形が『人』に似ているので『ひともじ』。そして、それを
ぐるぐる巻いているとこから来たらしい
人文字ぐるぐる
辛子れんこんは食べたことあるが、これはまだ食べてません。
美味しそうに感じないが、栄養があり、焼酎に合うらしい(笑)
突き出し。ゴボウと牛肉の煮つけ。そして、箸袋。
味付けが抜群で美味しかったです。牛でなく馬肉かも(笑)
さて、箸袋に注目です。上段に”馬肉料理”の前に”活魚”の表示。
そして、中断に"むつ五郎”という魚の名前。
さらに、その右横にはカワイイ”むつごろう”のイラスト。
昭和48年開業で、当初はやはり”魚介類”中心だったそうです。
その後、”馬肉の神様”と呼ばれる馬肉の生産者さんと出会い、
”馬肉”という素晴らしい食材に出会い、『馬刺』も出すように
なっていったそうです。
イワシの刺身 時価
程よく、脂も乗っており美味しかったです。
お飾りや包丁での切込みなど、イワシの刺身
ではあり得ない程の盛り付けです。
3年前は、目の前にあるショーケースの魚介類があまりの美味しそうだった
ので、つい”刺身の盛り合わせ”を注文したものです。盛り付けや味は
申し分なく、量もそこそこありました。3分1程、食した時点で、そろそろ
何か馬肉料理も注文しないと、思っていたその時、隣のお客より、『俺は
少量しか食べないので、これ食べなよ』と。料理は”馬刺し”と“レバ刺し”
でした。まさしく、天の声(笑)その方はこの店の常連で、旅行会社の
社長。私も学生時代、バイトで添乗員の仕事をしていたので、話もつきず
色々と楽しく過ごすことが出来ました。ホントに食べない方で、料理の
4分3程、私が食べたかと思います。本当にイイ社長でした(笑)
馬刺し
甘くてとろけます。馬バラ肉。
より上質な馬肉を提供するため、卸しを通さず直接買い付けに行かれる
との事。周りはほとんど肉屋さんで、飲食店の方ほぼいないそうです。
馬肉はマイナス20度で2日間冷凍することが定められています。
肉の新しさ、冷凍状態の温度管理、そして、解凍の仕方など、
美味しさの秘密は、色々あるようです。
六調子 35度
六調子の25度は飲んだことありましたが、35度は初めて。
25度は7年熟成、35度は11年の長期貯蔵です。
球磨焼酎の代名詞的な、”逸品”で、コクと香りが違いました。
早速、家に戻って購入した次第です(笑)
めひかり天ぷら 時価
めひかりは宮崎産。ホクホクして美味でした。
参考に、”あかむつ”の塩焼きがメニューに有ったので、いくらか
聞いてみました。今日は4100円とのこと(笑)
馬塩焼き
ほんのり甘く、適度な塩加減で、絶品でした。
くまモン ロック
このグラスがカワイイです。
馬握り
シメはやはり、握りです。
改めて、『むつ五郎』さん、馬肉、海鮮と食材や味へのこだわりが
感じられ、”名店”だと思いました。また、何年か後に必ず来たいです。
馬肉は”桜肉”と呼ばれます。ここの馬刺しは、ほんとに鮮やかで淡いさくら色
になります。また、お店のカウンター、イス、テーブルなども桜の木が
使われているそうです。
こちらには、馬づくし郷土料理コース 8250円~ 3名以上より受付
馬肉・郷土料理を堪能したい方はおススメかも。
『むつ五郎』さんに来客される方は、7~8割は県外の方だそうです。
観光よりも『むつ五郎』さん目当ての方も多いのでは。私もその一人です(笑)
この日の阿蘇観光を早く切り上げた理由は、やはり『むつ五郎』でした。
この日は、実は熊本駅前に出来たアミュプラザを見て、その後に
熊本城やホテルの近辺の商店街を散策する予定だった。しかし、
台風14号の接近で、予定を変更し阿蘇に向かうことに。
阿蘇へ行くのはほぼ、30年ぶり。
まずは市電に乗り辛島町へ行き、宿泊ホテルの近所のレンタカー店へ。
カーナビで、行先を草千里に設定し出発。しかし、カーナビ様々で全然
土地勘なくても、目的地へ誘導してくれるのは本当に有難い。
市街地から、57号線へ。しばらく走ると阿蘇の山々が間近に見えてくる。
この道路は快適で、信号も少なくほぼ直線、前後の車に合わせて運転して
るので問題はないが,スピードメーターは70~80キロを表示(笑)
しばらくして、立野辺りで右折する。車線は2車線から1車線になり
緩やかなカーブ道が続く。この辺からほぼ信号機もなく、緑豊かな
ドライブが楽しめる。そして、阿蘇長陽大橋を走行し、左手を見ると
新阿蘇大橋が見えてきた。ここは、絶景なので停車。
新阿蘇大橋
2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月、元の場所から
600m下流に架橋されました。複数の橋脚と上部の橋桁を一体化させた
”PCラーメン橋”。南阿蘇村立野と河陽をつなぐ全長525m、最大橋脚高97m。
下に流れているのは黒川で、こんな渓谷地に、こんなどでかい橋があるのは
想像を絶する。日本の土木技術の高さ、そして、危険と隣り合わせの作業や
工事に従事された方には”本当にお疲れ様でした”と心より感謝です。
阿蘇長陽大橋
下に流れているのは白川で、橋の下にて黒川と合流
阿蘇長陽大橋
この橋も地震により、橋台の沈下や橋脚のひび割れに見舞われ、一帯の道路も
破損し、通行不能となりました。しかし、1年4ヶ月後、この橋は急ぎ復旧工事にて
2017年8月に開通し、地元の人にとっても復興のシンボルとなりました。
観光は勿論ですが、通勤、通学、買い物等の不便な生活が、解消され復興への
ステップになりました。また、この橋は、橋梁・鋼構造工学に関する優秀な
業績に対して、『土木学会田中賞』を受賞しています。
阿蘇大橋は、現在も崩落した橋の一部が峡谷に引っかかる形で残っている
長陽大橋の復旧工事等、下記の動画をご参考ください
そして、次の目的地の草千里へ向かう。
雲は多いが青空に、広大な草原の中を走る。
車の窓は全開にする。空気が美味い。
この道はパノラマライン。その名の通り雄大な景色。
コンビニか休息所があればと探すが見当たらない。
止まらないと写真も撮れない。ようやく空きスペースを
見つけて停車。たまたまだけど、この山”米塚”でした。
小さくて、丸こくてカワイイ(笑)
ただし、バリケード的に柵があり侵入禁止でした。
米塚
杵島岳、米塚より道路を対峙にて見えます
山頂部は雲に覆われていた。そして、避難小屋。
写真を何枚か撮り、しばらく走るとようやく、草千里展望所に到着。
草千里展望所、駐車場は十数台しか止められない
左手に中岳、噴煙が上がっています
下に見えている駐車場は、草千里パークの駐車場で有料です。
食事や喫茶、乗馬、また、草原を歩くなどされる方はこちらを利用がいいかも。
右手には池が見え、そのまわりには馬が小さく見えています
遠くに見えるのは熊本市内かな?
遠くに見えるのはたぶん大観峰
阿蘇パノラマライン
車で走っても充分に楽しいのですが、バイクならさらに格別なようです。
バイクの聖地と言われ、特に緑萌える季節だと感動で涙が出るほどの最高の景色
だといわれています。
他に大観峰、阿蘇神社など回りたかったのですが、夕食の件もあり、5時にホテルに
チェックインの為、こちらだけで終了にしました。草千里は前に、数回来ており、
懐かしさを感じましたが、新阿蘇大橋は初めてで、その高さや、周りの渓谷美は
圧巻でした。今回は下から見上げましたが、次回は橋を歩き下を見下ろしたいです。
コワソー(笑)
熊本へ行くのは、3年ぶりです。電車は鴨宮 6:03発で、新幹線は小田原
6:19発です。この時間帯は自由席でも間違いなく座れるのが嬉しい。
このひかり533号は、唯一新幹線で始発が新横浜、そして、『最速のひかり』
と言われている特別なモノらしいです(笑)
10分程、待ち時間があるので朝食のサンドイッチでも買おうと売店へ。
びっくりしたのは、ナントこの時間に弁当がずらりと並んでいました。
いつもはパンやサンドイッチしかないので、戸惑いましたが、弁当を良く見て
見ると美味しそうで、ビールに合いそうなのがありました。
うなぎ、金目、鮭って、東華軒さんヤルネ。
当然ですが、朝から弁当にビールを買いました(笑)
さすがにサンドイッチの時はビールは飲まないですヨ。
新幹線ひかり533号.停車駅、静岡、名古屋、京都、新大阪
新大阪駅着は8:12分、首都圏からは新大阪駅に一番早く着きます。
次の乗換電車は みずほ605<始発> 8:55分
待ち時間、ケッコウあるので、構内をブラブラしながら、今度は
サンドイッチを購入しました(笑)
飲み物は、社内販売でコーヒーなど売りに来るからと思い、別に買わずに
乗り込んだのですが、車内アナウンスで『車内販売はありません』の放送。
新大阪から鹿児島まで行くのに車内販売ナイのは何故?
あわてて、駅ホームでホットコーヒーの販売機を探すと、先客あり。
しばらく待っていたが中々出来上がらない。その客も遅いと呆れてる様子。
説明等を見たら、出来上がりに90秒かかるとの事。
さすがに、コーヒーは諦めて、オレンジジュースを買いました(笑)
その後、爆睡し、起きたのは新山口あたり、そして、小倉、博多に停車。
残念ながら、故郷福岡は、通過していざ熊本へ。
そして、熊本駅へ着いたのは11:57分。どうですか、皆さん。
意外に熊本は近いです。お昼まえに着くとは誰も思わなかったのでは!?
飛行機だと、羽田まで行くのが大変だし、ほぼ時間も変わらないです。
飛行機だと倍程の運賃になります。今回の行きの運賃は¥24、730でした。
駅構内では、どでかくまモン が、にこやかに迎えてくれました(笑)
蝉の声はほぼなくなり、赤トンボがちらほら
昼間は30度越えですが、朝夕は以前に較べかなり
涼しくなってきており、少しだけ秋を感じるこの頃
明日は3年ぶりに旅たちます。
行先は、村神様の故郷、熊本タイ
台風の接近が少し気がかりバッテン
ウマかモン食べて来るバイ
近所にも、小田原にも蕎麦屋はたくさんありますが、何故か、そばを食べたい時は
湯河原の”湯蕎庵 たかはし”さんへ行く私です(笑)
そして、いつも、注文するのは”天丼セット ミニせいろ” + しらすおろし
そして、日本酒orビールです。
行くとしても、年に2~3回程です。特別な”そば好き”、”そば通”ではないのは
注文内容よりお察しできるかと思います(笑)
営業時間は11:30~15:00です
ご夫婦二人で、切り盛りされています。奥様が料理担当で、ご主人が給仕や
配膳をされています。この意外性も悪くない(笑)
人気店なので、土日や祝日などはなるべく避けて、平日で時間帯を考慮し、
訪店された方がいいかと思います。
そばは二八の手打ち、うどんは秋田稲庭の細打ち麺
穴子は江戸前、鳥は鳥取大山鶏、トマトは自然農法を使用など
素材へのこだわりがメニューより感じられます。
高知の銘酒”酔鯨”、いつもは富山の”立山”ですが、たまには”クジラ”に
成ってみるのも悪くない(笑)ダイコンの田楽はサービスでした(嬉)
しらすおろし
板わさか、迷うこともありますが、最近は健康面を考慮し、こちらを選びます(笑)
そばは冷水で絞めてあり、冷たくて美味い。
天丼は天つゆがほどよい味で好みです。カマス、エビ、ピーマン、カボチャの4点
がそれぞれに、また、ご飯も漬物も美味しく、ちょいとした、昼飲みとしては
適量で気分よく、イイ感じになれます(笑)
この店によく来ていた、常連客で有名な作家としては、今年の3月に亡くなった
湯河原在住の”西村京太郎”さんで、鴨セイロを良く、食されたとの事。
また、西村氏は小田原の”天史郎寿司にも良く行かれたらしく、暖簾に西村氏
のサインが書かれています。 こちらも、私は年に2~3度しか行かない
のですが、どちらも好みの店なので、大作家と好みが合ったのは、
少し嬉しいかも(笑)
年内に、もう一度、”たかはし”さんには行こうと思っています。注文は親子丼、
穴子丼のセット、または鴨せいろのどれにするか今から、迷いますね(笑)