インフォメーション
吉永小百合さん 大人の休日俱楽部のポスター 村上観光案内所にて
新潟駅より羽越線に乗車し、村上駅を目指す。新潟へは出張で良く行った
話を前回したが、もう一つ、忘れられない事がある。横浜の青葉区より
引っ越して、小田原に住んでもう、約30年程。その当時は、妻に子供も
いたので荷物も多く、また、新居はマンションの5Fだったので、大変な
引っ越しになるので、会社の社宅(小岩)住んでた部下より、2名手伝い
に来てもらった。実はその2名が、新潟出身で、二人ともいい性格で、
いい人柄で、それに酒好きだったな(笑)
車窓から見える阿賀野川。
信濃川も大きいが、阿賀野川も相当大きい。その上流は、数か月前に
行った、福島の会津です。
この日も雨でしたが、一瞬、晴れ間があり虹が見える
粟島島内どこでも無料WiFi
無料WiFiでなく、”粟島”に驚き!実は部下のうち、一人がこの島の出身
だったから。当時の認識としては、小さな島でほぼ無人島に近い(笑)
と思っていたが、今では、ケッコウ、”青い海”、”壮大な自然”を売りに
特に夏場は、体験型の観光地として、人気があるようです。
駅前ロータリー 昭和感のあるモニュメント
汽車の碑 懐かしい歌です 作:村上出身の大和田愛羅氏
駅前にある町家造りの観光案内所 右端に塩引き鮭
パンフレットの地図等で、散策のコースや鮭漁の場所や時間等を丁寧に
教えていただきました。
村上出身の平野歩夢選手の写真・サイン等
スノーボードのハーフパイプで、ソチ、昌平オリンピックにて連続銀メダル
北京では、また銀メダルかという中、最終滑走で劇的な高さの演技を決め
逆転の金メダルを獲得。TVで見ていて感動しました。
常磐園 天保10年(1839年)創業
北限の村上茶の製造、販売
てんや 味噌醤油店
村上で3百年以上続く老舗。びっしりと積まれた、木枠に入った醤油。
馬刺し、刺身等、こちらの醤油でたべると美味しいとの事。
九重園 村上藩より緑茶づくりを命じられた茶舗 当主は9代目
常念寺 色づいたイチョウの木、風情が感じられます。
町家通りから、一本奥に入ると、多くのお寺がある通りに。
この寺は松尾芭蕉も参拝した、由緒あるお寺でした。
常念寺 白壁土蔵の本堂
白壁土蔵造りとしては、日本一大きく、重要文化財に指定されている。
越後村上 うおや 塩引き鮭がずらり
冒頭の吉永小百合さんのポスターが撮られた場所です
小百合さん同様、この場所で記念写真を撮られる方、多いようです(笑)
さて、お腹もすいてきました。鮭料理は今晩、予定していたのでお昼は
村上牛をと、江戸庄さんへ
江戸庄
メニュー
他店にて、食中毒があり、残念ながら、人気のレアステーキ丼は提供不可
になったようです
村上牛 うす焼き丼(上)
美味しかったけど、肉が薄いので、量的に食べた感は無し(笑)
ステーキ丼の方が良かったかも。
こちらも、塩引き鮭がズラリ
店内には、村上の地酒、太洋盛、〆張鶴が各種、取り揃えてありました。
実は、この後、雨風がひどくなり、雹(ひょう)も降ってきたりで、
この日は撤収することに。やはり、冬場の北陸の天気は厳しい。
こんな日は、ゆったりと温泉ですよね(笑)この日の宿泊は
瀬波温泉”はぎのや”、早く温泉に入りたくて、3時前に到着。
一人でしたが、駅まで迎えにきていただきました。感謝。
露天風呂から粟島が良く見えました。晴天なら夕日が綺麗らしい。
写真は穏やかですが、この日は大荒れの日本海でした。粟島出身の彼の
話では、冬場は里帰りしない、船が出ないからと言ってた(笑)のを
思い出しました。
さて、次回は、”割烹 千渡里”を紹介します。お楽しみに!
早いものでいつの間にか、今年も終わり、年の暮れを
迎えようとしている。特に、今年も何かを成し遂げたと
いう事はないが無事に大病や怪我もなく、生きている事を
素直に喜んでいい、年齢になったかと思う、今日この頃。
一人モノのおじさんが一番厄介で、困るのが
やはりクリスマス。ケーキ、そして、チキンを買う
べきか、ケッコウ迷うもの(笑)よく考えれば、北海道
産の食材は、広告等でよく見るが、取り寄せしたことは
一度もない。そこで、色々検討した結果、北海道枝幸の
毛ガニを、ついでに枝幸銀毛鮭のいくら、猿仏産の帆立
を取り寄せることにした。値段は高いが、最北で質が良
さそうなので、届け日を12月24日にて注文。
メリー・カニスマスで一杯飲るかな(笑)
昨年の12月は、富山の氷見へ寒ブリを食べに行きました。
その時の記事は2023ー01にあるので、興味のある方はご覧ください。
今年は、残念ながら未だに、「寒ブリ宣言」がされていないようです。
氷見寒ブリの断面図、味はもちろんだが、比類なき美しさ
温暖化の気候に因るのか、詳しいことは分かりませんが、先日、行った
村上では鮭でしたが、他にもさんま、鰰など不漁のニュースが続々と
聞こえています。来年は、大漁のニュース、多く聞きたいものです。
次回は、村上の町屋の風景を紹介します。お楽しみに!
夜の万代橋 あの名曲”新潟ブルース”が浮かんできます(笑)
夕方、5時半頃、宿泊のホテルを出て、万代橋を渡り古町へ向かう
18年ぶりの新潟、この時期はだいたい雨か雪で、懐かしい。
降り続いた雨も、一時的に止んでいるのが有難い。
当時、新潟市内はもちろん、長岡、柏崎、直江津、魚沼など良く出張
で行った。その際は、出張手当等もあったので、その度に居酒屋へ行く
のが楽しみで、なにしろ、魚が美味しく、名酒が安く飲める(笑)
冬場はトンネルを抜けると”雪国”という風景、そして、嵐か台風
が来たかのように荒れる日本海は、冬の新潟らしく、鮮明に記憶に
残っている。そして、他にも色々、新潟には好印象のことが多い。
今回の旅の中で、機会があれば話て行こうかと思います。
約、30分弱歩き、ようやく店へ到着。
玄関には杉玉、店名は瓢箪に小さく表記、いい雰囲気です
暖簾をくぐると、女将さんが出てきて、「予約のドキさんですね」の挨拶。
久々というか、小学生の頃、人の名前を逆さ読みするのが流行った事が
あって、「ドキ」と言われて、思い出し笑い。女将さんに本名をいうと
「他のお客様に、ドキさんていらしゃるので間違えました」との事。
本当かな?!。そんな事もあり多少の緊張感をもって入店しましたが
おかげで、心が和みました(笑)
そして、靴を脱いでカンター席へ。そこには、男女のお客が一組だけで
ゆったりと座ることができました。
通常だと、瓶ビールで始めるのだが、ハートランドの生樽という事で
生ビールを注文。
ハートランド生ビール、そして、薄張りグラス
美味しかったので、生ビールおかわりしました。
このグラスは洗うの大変でしょと、女将に尋ねたら、よく
割っちゃうそうです(笑)
お通し、鶏のつみれ汁、鰊のみそ和え
寒い中歩いたので、つみれ汁が有難い、そして、美味しい。
お通しで、これかと期待がふくらむ。箸袋に”いっこう”が”一幸”と
さりげなく書いてあるのもイイ感じ。
立派なひょうたんのようです 縁起物です
ひょうたんの花言葉、「幸福」、「繁栄」、「平和」、「夢」
※秀吉の馬印がひょうたん、千成瓢箪
カウンターの端には坪庭
本日のおすすめ 普通とは違う、ワンランク上の料理感あり
ばい貝旨煮 こっちへ来たらやはりこれです
そして、やはり日本酒、 村裕 いただきました
刺身の盛り合わせ これで一人前です
各々美味しかったが、しめ鯖、南蛮海老が印象に残りました
牡蠣は熱が通りやすいよう刻んである
子供の頃、茶碗むしが大好きで、これで、ごはんも茶碗蒸しも二、三杯
食べていた記憶が蘇る(笑)
メギスと野菜の天ぷら
メギスは深海魚で、キスとは別物とのこと。キスより肉厚感もあり美味しかった
ニギス、沖ギスとも呼ばれ、日本海側の北陸地方で、よく採れ、食されている
ようです。名前はよく聞いていましたが、初めていただきました。
厨房の大将は忙しい中、私の質問や問いかけにも優しく、丁寧に応えて
くれる本当に”人柄”のいい方で、感謝です。
久保田等で有名な朝日酒造の朝日山の純米酒
熱燗でいただきました。昔、長岡のお客の親父さんが、晩酌はいつも
”朝日山”だと言ってたのを思い出しました。そして、その”朝日山”を
自宅に送っていただいた事も。また、直江津のお客さんからは、
お米”ササニシキ”を送っていただいた事も。
新潟が好印象なのは、こういう事があったからかな(笑)
さすが新潟、色んなお酒があり 価格もお手頃です
鶴齢の梅酒純米吟醸仕込み
〆のお酒はこれです。最近は、ようやく健康を考えて飲酒(笑)
梅の効能は多く、血をさらさらにしたり、血圧をさげる効果あり。
以上、ケッコウ飲み食いし、おなか一杯になったので、〆てもらう。
勘定が来てびっくり、ナント「福沢」さん一枚で、お釣りが来ました。
天候は厳しいけど、人にも、お財布にも温かく、優しい”新潟”です。
”いっこう”さん、機会があれば、再訪させていただきます。
次回は、月替わり 12月 今月の一句です。
ひがしものまぐろ祭り 塩釜駅のポスター
期間 9月16日~11月30日と約2月半とケッコウ長い
塩竃神社参拝後、携帯の充電をしたいので、コンセントのある喫茶店を
駅構内にある観光案内書にて尋ねたら、「ウチで、充電できます」との
ことでお願いする。困ったときはやはり、小さなことでも”観光案内所”
で聞いて見るのが一番ですね(笑)
30分程、時間があるので、前回も覗いた構内、改札から約10秒の所に
ある”魚屋”さんを見学。鮮魚はもちろん、寿司、弁当、野菜など品揃えも
充実しています。そして、もちろん”ひがしもの”もありました。
30分経過したので、観光案内所で充電を終えた携帯を受け取り、いよいよ
亀喜寿司へ向かう。駅からは徒歩10分程。
消防署 ”社とさかなのまち塩竃” 昭和感ただよう納得のフレーズ
”ひがしもの”、そして、塩竃海道にあやかった”寿司海道”の幟
予約の12時、予定通りに亀喜寿司に到着です
右端が大将、その正面の席に前回は座りました
今回は一週間前に、予約を入れましたがカウンター席は残念ながら取れず。
カウンターだったら、前回同様、親方おまかせ握りするつもりでしたが、
テーブル席なので、刺身盛り合わせと、季節にぎり盛り合わせを注文。
先ずはビール
刺身盛り合わせ
めぬけ、ひらめ縁側、まぐろ中トロ、イカ、あじ、甘えび、帆立、赤貝
めぬけが、この中では美味しくも貴重でした。
赤貝は葉っぱの下にありました
日本酒は地酒の”浦霞 禅”を注文
浦霞のふり幅凄い 大吟醸で2倍、白鳥だと3倍強の驚異的な価格(笑)
給仕の方が、親切に”瓶”を持って来てくれました
スッキリとした味わいで充分に、美味しかったです。
名酒がズラリ
瓶でなく、箱は珍しいカモ
季節にぎり盛り合わせ
穴子、ボタンえび、鰯、カツオ、ウニ、たまご、
大トロ、イカ、北寄貝、ズワイガニ
すべて、美味しかったです。
しかし、期待の”サンマ”、本命の”ひがしもの”が入っていないのが残念。
追加にて、”ひがしもの”中トロ、”さんま”
さすが、”ひがしもの”中トロは絶品でした。口の中で、優しさと幸せが
感じられます(笑)この感覚は、昨年、氷見港で食べた”氷見寒ブリ”以来。
臭みや脂っこさがなく、上品で適度な甘さで、口の中で蕩けます。
そして、”さんま”です。つい、先ほど、カウンターで大将とお客の会話
の中で、その話が出ていましたが、今年の”さんま”は、刺身にできる、
身の厚い太ったものが少ないそうです。そんな中での貴重な”さんま”
これも、美味しかったです。
カウンターでは、閖上の赤貝
多分、カウンターでは、親方おまかせにぎりの最上位が出ていたようです。
この日、以外な事にカウンターにスーツ姿のグループの方が7人程。
そして、私の横のテーブルにも、スーツの方が3名。どちらも、午後に
仕事があるのか、飲酒は無し。察するに、10月中旬、上期の売上予算を
達成のご褒美として、本日の”亀喜寿司でランチ”という所かな。
私も以前、営業の中間管理職時代に似たような事やってました。
会社が東京・渋谷でしたが、良く行ったのは神奈川・真鶴の磯料理、
船盛の豪華な”うに清”。研修という形を取り、直帰前提でしたので
飲酒もOK。イイ時代でした(笑)
今回、欲を言えばカウンターで、親方おまかせの最上位を食べたかったけど、
テーブル席でのんびりとマイペースで飲食するのも悪くないと感じた次第です。
それに、念願の”ひがしもの”、”さんま”も食べれたしね。
さて、次回は、18年ぶりに行く新潟。当然、お酒に、魚や米も美味しいところ。
そして、以前より行ってみたかった、鮭の町、村上で”見聞食”を。お楽しみに!