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”6月 今月の一句” 紹介が又遅れましてすみません。
この俳句ボードを出したのが、先週土曜日、6月14日でした。
気象予報で、関東甲信越の梅雨入りが6月10日で、この先、ひと月
ぐらいは梅雨が続くと予想していました。
昨年、二宮でも、8月30日、台風10号の影響による記録的な豪雨
に見舞われました。私自身も葛川が増水し、道路が冠水している中、
途中でエンジン停止するのではという恐怖の中、自宅の小田原まで
戦々恐々と運転して帰りました。いつも、のんびりと緩やかに流れて
いる葛川が怒涛のような激しい勢いで流れ、付近の道路を全て冠水
させ、近辺住宅へも大きな被害を与えた、あの光景は目に焼き付いて
います。
そんな大雨の記憶が、今回の俳句につながっています。
中にはふざけた俳句かと思われた方も、いらっしゃるかと思いますが
上記のような大雨の被害が出ないようにと作った俳句です。
実は、6月15日より京都、大阪へ3泊4日で行ってきました。
15日までは雨で、梅雨らしい天気でしたが、それ以降は、梅雨明け
かと思わせるような快晴の天気が続いています。
6月15日 京都雨の長楽寺
6月16日 宇治の平等院
6月16日 昨日の雨でうねって流れる宇治川
6月17日 EXPO2025 夢洲
天気予報では、梅雨前線が消えているようです(笑)
雨が降らずに、夏本番で、暑い日や猛暑日が続くのも困りものです。
ほどほどの雨も混じりながら、バランスよくこの夏が過ごせればと
思います。
次回は東北桜旅、宮城・白石川堤、一目千本桜編です。お楽しみに!
鳥勝牛肉店にて、すき焼きで、極上の”米沢牛”で一杯、至福の時間を
過ごしました。
さて、次の目的地は、”上杉神社”。現在は松ケ岬公園という米沢城の跡地
にある。こちらも、山形霞城同様、夢の桜街道 八十八ヶ所 35番で
桜の名所です。残念ながら、こちらもまだ”つぼみ”でした。
開花していれば、下記のような景色が見れたのに残念(笑)
1238年 長井時弘 築城 松岬城と称す
1380年 8代伊達宗遠 長井庄を領す
1548年 15代伊達晴宗 米沢城へ移る
1567年 17代伊達政宗 誕生
1591年 伊達政宗 豊臣秀吉の命にて岩出山に移封
1591年 蒲生郷安 米沢城へ
1598年 上杉領に、直江兼続 米沢城へ 豊臣秀吉の命にて越後より
会津120万石に加増移封
1600年 関ケ原の戦い
1601年 上杉景勝 米沢城へ 徳川家康の命にて会津より移封
上記に簡単な略歴を紹介してますが、伊達家が以前は、この米沢城主であり、
伊達政宗もここで生まれている。豊臣秀吉の命にて岩出山に移封されたが、
その原因は、秀吉の小田原征伐にある。政宗の父・輝宗は後北条氏と同盟
関係にあった。そのため秀吉と戦うべきか、小田原に参陣すべきか迷い
それで、遅れて小田原の秀吉のもとへ死装束で駆けつけている。
上杉景勝も秀吉の時代は、120万石、そして、家康の時代に、米沢のみ
で30万石と、戦国時代は誰と手をにぎるか、誰の下につくかで運命が
左右された。
上杉謙信公の像
上杉景勝の父、そして、藩祖の上杉謙信。戦国時代最強の武将の一人で
その戦績は71戦中、62勝2敗8分け。その勝率は、ナント97%で
戦国武将で最強と言われる所以。「軍神」、「越後の龍」と呼ばれるほど
その戦いぶりは、群を抜いていた。
米沢城 と ゆかりの武将 伊達政宗、直江兼続、上杉景勝
上杉神社の参道の舞鶴橋に 龍 と 毘 の 軍旗
毘沙門天とは、四天 王の一つで、北方世界を守護する神であり、戦勝の神
ともいわれています。敵を寄せつけない威風堂々た る毘沙門天の姿がその
まま謙信公の雄姿と重なり、それゆえ、毘の軍旗が戦場に立つと、上杉軍は
勇猛果敢に戦いました。
武田信玄が「甲斐の虎」、上杉謙信は「越後の龍」と呼ばれたのはこの旗印
から来ています。通常は”毘”の旗だけですが、全軍総攻撃の際は”龍”の旗も
掲げ、より一層戦闘意欲を高めました。”龍”の字がくずれているのは、
「懸かり乱れ龍」と呼ばれ、突撃は龍がうねるが如く、敵前に乱入せよという
意味があったそうです。
しかし、不思議なもので、そんな旗の意味は当然知らず、この旗が風になびいて
ゆれているのを見た瞬間、胸に熱いものがこみ上げてきて、戦国の合戦の風景が
一瞬、垣間見えた。
上杉神社拝殿
武将を祀る神社は多いが、武将の姓をそのまま表してる神社は少ない。
蝋梅 と 上杉神社拝殿
今回、残念ながら上杉神社では桜を見ることができなかった。
そんな中、ふとある”ささやき”を聞いた気がした(笑)それは、来年
桜の時期に、新潟の春日山城址、そして、高田城に来るがいいと。
春日山城は謙信の居城で難攻不落の名城、高田城は徳川家康の六男、
松平輝公の居城で、その周辺に桜4000本といわれている。
”城一族”としては、やはり行くべきかな(笑)
上杉鷹山公の像
江戸時代、米沢藩の名君です
なせば成る、なさねば成らぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり
以上、上杉神社編でした。初期は伊達政宗、その後は上杉家と関わって
来た米沢の歴史を知ることができました。鷹山が行ってきた藩政の改革
等が、米沢牛、ラーメンプロジェクトに生かされてるのかも。
さて、次回は”月替わり 今月に一句”です。お楽しみに!
4月15日、山形霞城公園での桜を見終わり山形駅へ、急ぎなんとか
予定の新幹線に間に合いました。向かうは、米沢です。
車窓からの風景
残雪の山々
平地には雪はさすがにないけど、山々にはまだ、かなりの雪あり。
そして、山形駅より30数分程で、米沢駅に到着。
山形県全体図
この際なので、山形県と米沢について少し学習します(笑)
置賜地域・・・米沢・南陽市等
村山地域・・・山形・上山・天童・寒河江・村山・尾花沢市等
庄内地域・・・鶴岡・酒田市等
最上地域・・・新庄・最上・真室川町等
米沢は福島・新潟に隣接
福島へ行く会津米沢街道、さらに新潟へ行く越後米沢街道、そして
県内の最上へ行く米沢街道があり、歴史的にみても要所だったのが
分かる。これは、上杉家の移動に関係している。
上杉謙信はもともとは、新潟・越後の大名。上杉景勝はその養子で、
豊臣秀吉の信頼を得て、五大老になるが、加増転封にて、会津へ
移動を命じられる(会津藩120万石)。しかし、秀吉が死んで
関ケ原の戦いへ。景勝は西軍に参加したが、敗北。そのため、
会津より転封処分にて、米沢へ(米沢藩30万石)
織物のまち 米澤
JR 米澤駅
JR米沢駅 端の方には雪かきにて、寄せて積み上げられた雪山
山の残雪で相当な積雪があったと判断できたが、平地で、それも駅で
これだけのものが残っているとは驚きでした。
予約している”鳥勝牛肉店”までは、歩きで20分以上、時間も押して
いたので、タクシーにて向かう。
2Fの客室
他に、同様な和室が3、4室あり。一日限定5組で事前予約制です。
大きな将棋の駒に”米沢牛”が山形らしい
米沢牛すき焼き150g 4400円コースを注文
コロッケやメンチも注文できます(笑)
デカイ米沢牛が3枚
先ずはビール
すき焼き食べるの何十年ぶり
記憶にあるのは、こま切れみたいな肉でした(笑)
こちらでは、肉を先に入れずに、蒸すように他の食材の上にのせるのが
ポイントです。先に入れると肉がボロボロになるようです。
いい色合いで焼けてきました
デカ、ウマ、トロける 最高!
肉はA5ランクでもちろんだが、たれも、たまごも美味い。
それに、野菜、豆腐、しらたきも(笑)
追加で、日本酒
〆はうどんをいただきました。
鳥勝牛肉店は、大正7年創業、米沢牛の一頭買いにこだわり、A5,A4
ランクの米沢牛をリーズナブルに提供されています。先ずは、米沢牛を
地元に愛され、さらに、全国に届けられる店へ。そんな思いが、伝わる
暖かさ、同時に品質にこだわりのあるお店です。
機会があれば、また、是非伺いたいと思います。
次回は、米沢・上杉神社 編です。お楽しみに!
4月14日、小雨の降る中、山形霞城公園へ
山形駅より歩いて、10分程です。
山形城の築城は、1357年、羽州探題の斯波兼頼によって行われた。
以後、斯波氏は最上氏を名乗り、慶長年間、最上義光が城郭を拡大したと
されている。慶長5年(1600年)は関ケ原の戦い、慶長8年には
徳川家康が江戸幕府を開府している。
最上義光は、関ケ原の戦いで東軍につき、慶長出羽合戦にて、上杉家の
直江兼続を退け、出羽57万石の基礎を築いている。
”霞城”の由来は、上杉軍が富神山より山形城を観察した際、霧で隠れて
何も見えなかった。これが、最上軍の勝利の要因になったとの説より。
霞城公園 空撮
東北随一の城郭の大きさで、約35haの面積。そして、桜の数は1500本
日露戦争の戦勝記念として植樹された。この日は、6分咲きとの情報でした。
南門より、お堀の光景
東北夢の桜街道 桜の札所・八十八ヶ所巡り 43番霞城公園
平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、東北地方は未曾有の事態に陥り、
深刻な風評被害も発生しました。そんな中、東北地区の復興、地域の活性化を
推進するため、特に桜の時期の観光振興の目的もあり、桜の札所が選定され
ました。昨日、行った烏帽子山公園は36番です。
遊歩道と桜並木
西門と桜
駐車場近辺の桜並木
なかなかの迫力の桜並木です(笑)
二の丸東大手門広場のべにしだれ桜
二の丸東大手門広場の最上義光の騎馬像
この銅像は、約3トン。勇壮ではありますが、こんな不安定な銅像は
初めてみました(笑)2011年の大震災にもビクともしなかったとの
こと。900年の伝統を持つ”山形鋳物”の技術の高さがわかります。
内部 貴重な資料等が見学できます
下に堀、鉄道の線路、そして住宅街が見えます
非常に今、思い起こすと残念なんですが、この時、東大手門の裏手に
いました。表に廻れば、下記のような写真がとれたかと思います。
さらに、言えば先ずは下調べした上で、このメインの東大手門から
入場すべきだったと。
東大手門 橋と桜
東大手門 橋と堀と桜
この日は、お昼を米沢の名店”鳥勝牛肉店”で、予約しており、それに
合わせて列車の予約もあり、時間的な余裕がありませんでした。
その為、東大手門へは行けず、上記の写真は”借り物”です(笑)
とりあえず、急ぎながら、駅へ向かいました。入場した南門へ向かうと
工事中の本丸の跡地に。
工事中の本丸一文字門・大手橋付近からの光景
本丸の堀跡、そして、その周りを囲むように続く桜並木
桜の向こうに本丸一文字門・大手橋 風情あり
ここから、南門、駅へと無事に到着。
山形霞城公園、雨でしたが、充分に桜を楽しむことができました。
なにせ、こんなに沢山の桜を今まで、見たことなかったから。それと
思ったのは、桜の木がそれぞれが大きいこと。だからか、迫力ある
”桜”をみることができました。機会があれば、今度は晴れた日に
行きたいものです。
参考までに小田原城址公園と比較してみました
桜本数 小田原城址公園 300本 山形霞城公園 1500本
面 積 11㏊ 36㏊
桜の本数で5倍 、公園の面積は3倍以上あります。
さらに、上野恩賜公園で約800本、河津桜川沿いで850本です。
また、お城の桜の名所で、来年以降行って見たいのは
弘前城(青森)2600本、 高田城(新潟)4000本
来年は東北or北陸どっちの桜にしようかと、今から楽しみながら
検討します(笑)
次回は、 ”米沢牛”と”上杉神社” 編です。お楽しみに!
赤湯駅から新幹線に乗車し、20数分で山形に到着。
最初の計画としては、初日に山形霞城へ行く予定だったが、龍上海
での、想定外の2時間待ちより明朝に変更することに。
駅ホームを歩いていると、下記の垂れ幕あり。
ようこそ ラーメン県そば王国やまがた きてけろくん
赤湯駅では「ラーメン大好き小泉さん」だったが、山形駅へきたら
「ラーメン県そば王国」になっている(笑)
ナント、ロゴマークもあります(笑)
ちなみに、”きてけろくん”は、山形県の”かたち”をモチーフにした
ユルキャラで、県のおもてなし局長です
参考までに、2024年12月7日に実施された
「ラーメン県そば王国」フェスタinやまがた に出展したのが、
下記になります。当然、あの南陽市、辛味噌ラーメンも(笑)
山形駅の改札を出ると、次は”お米”のPR。今、売り出し中の”雪若丸”です。
ちなみに、私がいつも買ってるのは”つや姫”です。月に3~4回しか、炊飯
しないので、値上げの影響はほぼありません(笑)
雪若丸 写真は今、話題のあの方です(笑)
お寺の境内、小雨の中、満開の桜
宿泊先のホテルに向かう途中でしたが、つい足を止めて桜を”パチリ”
不思議です。山形市は南陽市より北に位置するのに。明日の山形霞城が楽しみ。
夕食は予約していた、母屋へ。ナント”おもや”でなく”マザーハウス”
という店です(笑)山形の郷土料理がたべられて、人気も高いような
ので決めました。
居酒屋 母屋
山形の酒には詳しくないのですが、”上喜元”はたまに行く寿司屋で、よく出る
お酒です。
先ずは、 生ビール ”熟撰”
このビールは美味しかったので、お替りしました(笑)
つきだし
大皿で出てくる、つきだしは珍し。鯛の天ぷらが美味しかった
タラの芽 天ぷら
”県産もの”です。山形県は全国一位の生産量だそうです。
ほとんど、苦みもなく、ホクホク、サクサクで、やはり山菜の王様
と言われるほどの美味しさでした。春の訪れを感じさせる逸品です。
そして、次に注文したのは、いも煮。山形県を代表する郷土料理です。
いも煮 一人前
程よい醤油ベースの味付け、そして、山形の牛肉が、また、美味しい。
牛肉は当然ですが、さといも、ねぎ、しめじ、こんにゃくとそれぞれ
味わいのある美味しさ。
いも煮と言えば、”いも煮会”。その日本一と言われる”いも煮会”が行われる
のも山形です。
日本一のいも煮フェスティバル 山形市馬見ケ崎河川敷
直径6.5mの大鍋 3万人分の”いも煮”
今年は、第37回で、9月14日(日)に開催されます。日本一のいも煮会
を見てみたい、参加したい方はぜひ、どうぞ(笑)
十四代 がズラリ
鮭の酒びたし
一昨年、行った新潟村上市の名産品。村上とは近距離で120キロ程。
その村上から見えていた雪山が山形県で、今、その山形にいるのはなんだか
懐かしくも不思議な気分でもある。
十四代 本丸秘伝玉返し
これだけ、十四代を押されたらこれは飲むしかないでしょ(笑)
グラスで¥1800。芳醇旨口の代表的な名酒。淡麗辛口とは違った
この”旨さ”、人気があるのも納得できる飲み心地のイイ”お酒”です。
そして、この日の〆は、そば。
こちらの居酒屋、美味しそうなものが沢山あり、機会があれば、又、
来店しようと思います。
次回は、桜の山形霞城です。お楽しみに!