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2024-01-17 05:00:00

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今年も始まって、すでに月半ばです。
最近はあり得ないような事が、普通に起こるような気がします。
能登半島大地震、1000年に一度といわれる規模の地震がまさかの
正月、1月1日のめでたい日に来るとは誰もが予想できなかったこと。
 昨年11月には、新潟、そして村上へ、一昨年は12月に富山、
氷見へと
行ってきました。そして、今年は石川、金沢や輪島あたりに
行く予定でした。今は被災地の日常的生活が、少しでも早く回復する
事を願うばかりです。

今年は辰年、”龍”の年。私が”龍”を初めて、意識したのは京都の学生
時代です。福岡より関西の大学をいくつか受験し、唯一合格したのが
京都の伏見にある”龍谷大学”でした(笑)その大学を卒業し、社会人に
なり、新人研修で4日程、泊まり込みで座禅等を組んだのが、京都の
”天龍寺”です。今、現在、世界遺産です(驚)そんなんで”龍”との”縁”を
自然と感じ、興味をもつようになりました。

今月は、”龍”との”縁”を作った京都へ行ってきます。
まだ、細かい予定はないのですが、妙心寺、竜安寺、その近辺を散策予定
です。久々に座禅でも、組んで”無”の境地になるのも悪くない。
そして、先斗町あたりで一杯飲ってきます(嬉)


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妙心寺 雲龍図


次回は、京都編です。お楽しみに!


 

 

2024-01-14 17:20:00

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村上 三面川 ウライ漁
新潟2泊3日の最終日、ようやく雨も止んで晴れる。
まずは、せっかくの温泉なので朝風呂へ。今朝は檜風呂を選択する。
他に誰もいなくて一人占めでゆったり。でも、海は見えず、粟島を拝む
ことはできなかった(笑)その後、朝食を終えて、ホテルの送迎車にて
村上駅へ。ロッカーにサックを預けて、サー出発。

前情報では、三面川の漁は川が雨で増水しているときは、はれても中止に
なることもあるらしい。9時頃から漁は実施されると聞いていたので、
とりあえず現地に向かう。

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三面
川中州公園
漁の場所は、種川と三面川の合流地点あたりと聞いていたので、下流へ
と向かう

 

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種川、そして、三面川との合流地点が見えてくる

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ウライ
漁の仕掛けがある地点へ到達 水は濁り増水している
この流れだと
伊繰網漁も中止だなと諦めかけていたが、遠く岸辺に
船を2艘、発見。

 

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伊繰網漁やってました。どんな動きをするのか、動画取りました。


三面川にて伊繰網漁 動画 ①

三面川にて居繰網漁 動画 ②

 

 

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れたての鮭です 
この日は鮭の姿は拝めないかもと、昨日の”千渡里”の話から覚悟していたので
感無量デス。漁師の方の言葉が聞こえた「イルのが確認できたよ」と。
この車は、この後すぐに出発したので、イイ時間帯にちょうどここに、
出くわしたのは、悪運、いや、普段の心がけかな(笑)

周りに人は多くなかっが、何かの取材等か、カメラも入っていたよう。
車も6~7台乗り入れてたが、2台は関東で、千葉と相模ナンバーでした。
世の中には好きな人がいるもんだ。人のことは言えんけど
(笑)

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実際に船のり込み、記念写真を撮る方もいましたよ
たぶん関東からきた方です。若いってイイナ(笑)

 
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対岸に見える三面川鮭産漁業組合
ここでは、ウライ漁、また、鮭の販売をやっている。上流へ歩き橋を渡り、
また、下流へ戻るようなので、30分は歩くようです。すぐ近くにある
イヨボヤ会館へ行くか、対岸まで歩くかをためらうが、ハイキングだと
思って歩くことにした。ウライ漁、それに、鮭がいくらぐらいで販売
されているか興味もあったし。

 

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村上藩の鮭漁に大きな功績を残した、青砥武平治


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十数分程歩き下渡大橋へ到達  のどかな風景が広がる


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橋のたもとには、カンテラの釣り師たち

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橋の欄干には、鮭のリーフ

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対岸に見える、三面川中州公園

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ウライ
漁は増水のため、中止のようです

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本日
は閉店です

 

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養殖場

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カンテラ釣りの人に声を掛けたら、今日の成果を見せてくれた
しかし、仕掛けの針のでかいこと。約30分程歩いてきたので
鮭の姿を拝めてなんだか報われました。何台か、車できて販売所が
閉店でそのまま帰る人もいたので、ラッキーでした。


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帰りの、下渡大橋からの景色。雲がなくなり絶景です。


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遥か向こうに見えるのは雪山は蔵王連峰かな
冬の時期は、雨か雪か曇りの日ばかりの北陸では、貴重な景色です。
昔ながらの木の電柱が風情あり。

 

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イヨボヤ会館 
イヨボヤは鮭のことで泳ぐ鮭、他に淡水魚等も見ることができます。
イヨとは魚(ウオ)が転訛したもので、ボヤも魚の事を言う方言です。
遠い昔から人々と鮭との繋がりが強い村上。魚の中の魚という意味で
イヨボヤは、鮭のことを指しています。

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さかなクンの絵とサインです


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水槽に泳ぐ鮭

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種川に泳ぐ鮭

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マスノスケ(キングサーモン)の魚拓
体長:1m10cm 体幅:33cm 重量:約16キロ
大型のブリ、小型のマグロ並みの大きさです(笑)

 
他に鮭漁の歴史や道具など、館内で見ることが出来ます。
館内に入る前に、かなり歩いたので、今回はサラット見学しました(笑)

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特急 いなほ

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なほ号 車内

 希望としては、駅弁「村上牛しぐれ弁当」で一杯やり、車窓を見ながらの
予定でしたが、残念ながら村上駅には駅弁や弁当類は一切ありませんでした。
牛しぐれ弁当は新潟駅で売ってるとの事。今回は缶ビール、日本酒を
かまぼこと、ナッツで寂しいお昼でした(泣)

さて、次回は”今月の一句”1月編です。お楽しみに!

 

 

2024-01-08 11:45:00

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割烹
 千渡里  杉玉もありイイ感じ

ホテルはぎのやから、タクシーで10分程。6時半に予約で伺いました。
店名の”ちどり”、実は個人的に懐かしく、少し愛着を感じます。新潟の古町
”いっこう”では”ドキ”さんと呼ばれたと同様、小学校のときのあだ名が
”ちどり饅頭”とか”チロリアン”と呼ばれていた時期がありました(笑)
それが、変化、進化し、中学や高校では”チョさん”と呼ぶ人もいた。
現在、あだ名禁止の学校もありますが、これも昭和らしさかな(笑)

さて、先ずはカウンターに着席後、刺身の盛合せと生ビールを注文。
 

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美味しそうな逸品がズラリと並んでいます


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突き出し  ナント、キクのおひたし、初めていただきました
食用菊というのが実際にあり、村上では、ケッコウ食べるようです。
解毒作用や血流を良くするので、高血圧の方にはイイらしい。
味はやはり”菊”です(笑)

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刺身
盛合せ
寒ブリ、イシモチ、ヒラメ。寒ブリは昨年、氷見で食べたモノと遜色ない
美味しさ。脂が乗り、サシも綺麗でした。イシモチの刺身は初めて、歯ごたえも
あり美味。ヒラメは”えんがわ”が大きかった。5キロサイズのヒラメとの事。
三種だけであったが、それぞれがモノが違う”逸品”でした。

 この日、カウンターには、私以外に、地元のご夫婦が2名。大将はその奥に
座っていると
若女将(娘さん)が教えてくれた。料理はそのご主人で、今日は
大女将は休みらしい。昼間は、一切、鮭、魚は食べず、夜に”千渡里”で食べる
のを楽しみに来たという話をすると、大将が「分かってるね」と一言(笑)
刺身の”寒ブリ”が氷見のと遜色ないという話には、大将が「そうだろう」(笑)
 その辺りから、若女将だけでなく、大将や隣の常連のご夫婦とも色々と、
くったくのない会話ができ、楽しく飲食できました。

 

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村上を代表する日本酒 〆張鶴

 

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珍しく、表面に泡


次に何を頼もうか、迷っていたら、大将が「今日はもずくがいいよ」との
事で注文

 

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ずく
近海で採れた、しゃきしゃきとした、岩もずく。歯ごたえも良く、
健康にも良さそう(笑)

 
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塩引き鮭
脂の乗った”カマ”を出してくれるのが、有難い。程よい塩加減、そして
ふっくらとした身の味わいがたまりません。

 

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〆張鶴 同様 村上の代表酒 ”大洋盛”
この時期は”燗酒”が美味い!

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塩引き鮭の皮のあぶり
残った皮を炙ってくれました。パリパリと食感も良く、イイつまみです。

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追加で頼んだお酒、水?残念ながら、何だか覚えていません(笑)

 

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〆のミニミニはらこ丼、と みそ汁

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らこの粒がでかい、そして、プリプリ
サイドのたまご焼きと合わせて食べると、程よいイイ味で”絶品”でした。
出される料理が、すべてワンランク上の素材で、さすが、村上の名店です。

この日の話では、三面川の鮭漁が例年になく不漁、小田原がらみの話では
小田原おでんはカマボコばっかりだったとか(笑)アジのたたき、フライが
美味しいの話には、ピンと来てない様子。そういや、北陸の居酒屋等でアジ
料理は見たことない(笑)そんな、こんなで、飛び入り客にも温かく接して
くれるイイお店でした。お隣のお客さんにも、帰り際に「また、飲もうよ」と
声をかけていただきました(嬉)

お勘定ですが、諭吉さん一枚でお釣りがきて、懐にも優しかった。
新潟の古町でもそうでしたが、日本酒の産地という事もあり、お酒の価格が
全体的に良心的なのが、懐に優しい要因かな。
 

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水森亜土
の壁画
亜土さんとは何か特別な関係があるのかも?じゃなきゃ、ここまでの
大作は普通書けない(笑)

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壁一面のサイン
中央部に角野卓三さんのサイン、写真も見えます。
その下方は村松友視さん等、他の方も全員、壁書きです(笑)

割烹というと敷居が高そうですが、家庭的で温かく、価格も良心的です。
夜だけでなく昼間も営業されており、
定食等も充実してるようです。
機会があればぜひ、再訪したいと思います。次は夏季かな(希)


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村上観光協会のHPより 

次回は、”三面川と鮭”を紹介します。お楽しみに!

 

 

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