インフォメーション

2021-03-08 19:28:00

IMG_2399.JPG
※治部煮に合う飲み物と言えば、やっぱり日本酒です(笑)
日本酒は立山(富山・立山酒造)を注文。そして、出てきた徳利とお猪口
にも味があります。そして、伊藤公が愛した”卵焼き”も追加で注文。 

IMG_2400.jpg
※名物の卵焼き。お土産用もあります。
明治時代の卵焼きは、かなりの贅沢品だったかと思います。
居酒屋だと、だし巻きが多いのですが、久々に卵焼きを
いただきました。美味しかったです。

IMG_2402.jpg
※小鉢  菜の花の酢の物   ウド
菜の花は二宮産?ではなく千葉産でした(笑)

IMG_2403.jpg
※御飯   グリーンピースご飯
ほのかに、グリーンピースの香りがして、美味しかったです。
子供の頃、よく、親に豆の皮むきを手伝わされた記憶もよみがえり
懐かしくいただきました。(笑)


IMG_E2415.JPG
※甘味  小さいあんみつにフルーツが一杯
最後のデザートも美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
次回は、機会があれば夜席、ぜひ、座敷席で頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

2021-03-02 11:49:00
NO.9 落花生・渡邉商店  大磯  懐石  松月

※大磯駅改札を出て、駅前のロータリの右手には、松月さんが見えます。

大磯駅の開設が明治20年です。伊藤公が、この場所を指定して、料亭の
建造されたのが明治36年。当時、まだ、移動手段、鉄道が主な時代、
そして、日本の創成期でもあり、ここで、新たな日本を作る話がされた
のかと思うと感慨深いものがあります。そんなことを少し思いつつ店の
扉を開けると、正面には座敷席への玄関口で、右手が椅子席への玄関口に
なります。

IMG_2416.JPG
※月替わりの懐石料理が楽しめる椅子席

今回は、梅 懐石コースを予約にて注文させていただきました。
そして、飲物はエビスビールを注文。それから、歴史、格式のあるお店
なので、お給仕の方に”美食倶楽部”名刺を渡して、挨拶、そして、今回は
二宮の渡邉商店さんより、推薦、紹介をいただいたこと、写真撮影や
HP掲載が出来るかを話したところ、一端、奥へ行かれて責任者の方に
確認を取っていただきました。しばらくして、笑顔で、お給仕の方が
戻って来られ『実は二宮出身で、渡邉商店で、何度か商品も買ってます。』
との事で、ほっと胸を撫で下ろした次第です。それに、二宮の方と聞くと
急に親しみが沸くのもありますが、その後も明るく丁寧な応対で、気持ち
良く食事ができました。


IMG_2408.jpg
※お品書き。天重と卵焼きが気になります(笑)

IMG_2406.JPG
※飲物のメニュー。料理長は加賀の料亭にいらした様で、北陸の銘酒がズラリ。

IMG_2390.JPG
※付だし 牡蠣のオイル漬け トマト 葱を添えて

牡蠣がプリプリして美味しかったです。広島産だそうです。
真牡蠣の旬は、秋口から3月頃までで、産卵の前で栄養を蓄えているので
美味しいそうです。
IMG_2395.jpg
※造里 マグロとヒラメ 里を造るとは風情があります。

 正式には、皿を里に見立てて、里の風景を造るので、造里だそうです。
大根のけんが「山」、大葉が「林」とか。勉強になりました。
そして、本日は地のヒラメで、プリプリで甘く、最高に美味しかったです。

IMG_2398.JPG
※焚物 若鶏治部煮 サトイモ、報連草、梅麩、すだれ麩、山葵

治部煮は石川県金沢の郷土料理です。このとろみや、山葵が特徴です。
料理の名前は”じぶじぶ”と煎りつけること、又は、秀吉の兵糧奉行の
岡部治部右衛門より因っているようです。私の故郷、福岡には”がめ煮”と
いうのがあります。色んな食材を”がめ込む”(寄せ集める)ことに因ります。
そして、全国普及の名称のため、”筑前煮”と名称を変えたという話もあり

福岡北部の名称、又は、秀吉の”筑前の守”と掛けているのではと。
福岡の黒田氏、石川の前田氏とも秀吉との縁が強いのも面白いです。

余談ですが、私は福岡の羽犬塚(筑後市)で生まれましたが、この地名は
秀吉が朝鮮征伐の際、この地に羽のある凄い犬がいて、その犬が死んだ際
秀吉は供養のために塚を作ったそうで、それが”羽犬塚”の由来です。
この塚は、今でも、宗岳寺の中にあります。幼いころ、ここの保育園に通い
そして、両親や兄もここで、安らかに眠っています。

最近、思うのは、ケッコウ、秀吉さんとはなんだか縁があるなと感じています(笑)
大学時代は京都の伏見(桃山城)、社会人でも、転勤で3年程大阪(大阪城)に。
今は小田原(一夜城)で、20数年、住んでいます。
そして、昨年は”美食倶楽部”(徳山鮓)からの滋賀・長浜(長浜城、余呉湖)へ、
そして、今年は早速、松月さんからの石川・金沢の治部右衛門の”治部煮”と
出逢いました(笑)





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1