インフォメーション

2023-06-14 12:00:00
皇居(江戸城)一周ウォーキング

皇居ラン ではなくウォーキング
皇居
の周りをランニング。都会的かつ健康的で、オシャレ
を感じます。
走るのが大嫌いな私なので、当然ながら、自分には関係ないモノだと
思ってました。それに、皇居なので、近づくのも恐れ多いと。
ある時、ラジオで皇居ランの話が出て、”ランナーの聖地”と呼ばれて
いて、凄く気分良く走れる”コース”だと感じました。これは、一度は
行って見るべきで、ランでなくウォーキングでイイじゃんと、それに
元、江戸城なので、”城一族”としては行かねばなるまいと(笑)
東京には、約7年程居住、勤務(渋谷、新橋)も20数年していたが、
皇居に行った事は無く、東京駅構内はあっても駅外に降りたこともない。
営業車でこの近辺を、幾度となく通ったことはあるが、通り過ぎる
だけでした。この場所に、得意先や営業に行くこと普通ないから(笑)
 そんな訳で、”皇居一周、ウォーキング”となりました。

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東京駅 丸の内南口のドーム
1914年に完成した東京駅丸の内駅舎は戦争による爆撃で被災し、2階建てに
変更する形で復旧。さらに、2007年から5年余の期間を経て、2012年に、
創建当時の姿を取り戻した。北と南にあるドームの天井には、ワシのレリーフ
その下には十二支ではなく、八支のレリーフあり。レリーフの辰と巳の壁には
黒い部分があるが、これは当時の壁材が使用されている。(上記写真、左側)
 この芸術的なドームに感心しながら、リュックを預けるロッカーを探すが
見つからない。駅舎を出ると、警察の方がいたので、これ幸いと尋ねたら
冷たく「ないです。」の一言だけ。愛想も〇〇も無し。
そうです、この日はG7の時期で東京駅のロッカーすべてない日でした。警察の
方からは、浮かれ気分の社会情勢もわかっていない旅行者に見えたかも(笑)

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創建当時の、大正浪漫が感じられる駅舎

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駅前広場も新しく、生まれ変わり、驚嘆の広い歩行空間
バス、タクシー等の乗り場を移動させ、景観を重視した新たな空間


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駅前広場から、行幸通り、皇居へ向けての景観
緑の芝生が、シンプルでイイ感じでオシャレ

 

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上記の地図で、昔は駅舎前がロータリーだったのが分かります


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和田倉壕

 

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和田倉噴水公園 右手、手前の建物は”スタバ”です


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桔梗濠
  桜田巽櫓


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桔梗門


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皇居一周コース 全長約5km
5kmは歩数にすると約8000歩で、程良い距離です。
衝突トラブル等がないよう、基本、反時計周りに進行。
歩行時間は90分程です。

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花の輪案内
全国都道府県47+3 でトータル50。100mごとに各県の代表の花の
プレートがあり、コース位置の目安になっています。北海道から始まり
沖縄まで。
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沖縄 ディゴ
ちなみに、北海道だと”はまなす”。コースを回ることで、全国を旅したような
楽しい気分になるかも(笑)残念ながらどちらも見た事ないです(泣)
次は何県で、何の花か想像しながら歩くのも楽しいかも。

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まずは桔梗門近辺よりスタート
つつじが綺麗で癒されます

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ばらく歩くと、大手門に
全国300の大名や諸侯が、この門より入場し、三の丸、二の丸を経て
本丸に登城。大手門をくぐれば”皇居東御苑”で一般開放されています。

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大手濠
 風が心地よい

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右手
に消防庁

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さらに、進むと旧気象庁 現在は虎ノ門に移転

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日本
の道 100選 内堀通り
昭和61年に、『城郭と高層ビルの道』として選定

 

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平川門
  地下鉄竹橋駅を出たところにあり

 
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平川
橋 木製の橋
平川門は御三卿、大奥の女中の出入り門でした。春日局が門限に間に合わず
入れてもらえなかった門。そんな昔から門限があったんだ(笑)

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1457年 江戸城築城 上杉氏の家臣 太田道灌により築かれた
築城の年より、丁度500年後、1957年に生誕したのが私です。
たまたまとは言え、何か運命的なモノがあるのかも(笑)

 

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竹橋
手前の案内板
日本で一番歴史のある毎日新聞の本社が近所にあり
1872年に、東京・浅草で東京日日(とうきょうにちにち)新聞として誕生。

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竹橋  

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国立
近代美術館


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北桔橋門(きたはねばしもん)
はね橋の名の通り、昔は緊急時用に使われていた。石垣が高く、18m程あり
江戸城跡が実感できます。門を入れば、すぐ天守台です。

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乾門  桜と紅葉の時期のみ一般公開で入場できます。


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代官町通り
沿い 土塀が続き風情あり

 

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半蔵
濠 そして、桜の名所・千鳥ヶ淵
次回来るとしたら、やはり、来年3月下旬かな

 

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遠くに半蔵門


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千鳥ヶ淵公園 案内図
公園内の桜の種類、そして、どこにあるのか記号で表示されています。
ソメイヨシノは東京の都花、サトザクラ、マイヒメ、ベニシグレ
と写真付きで親切な案内です。


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千鳥ヶ淵
公園の桜の歴史
100年以上前、英国大使館の駐日英国公使アーネスト・サトウ氏が大使館前に
桜を植え、それが今の千鳥ヶ淵の桜へと繋がっていった歴史あり。

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半蔵門
江戸
城の御門は地名や川の名から付けられていますが、ここだけが人の名前です。
伊賀上野、忍者服部半蔵は有名で、最初は忍者の統領。松平氏の頃より仕えて来ており
長年、攻守に活躍し、徳川家を警護してきた実績等で武将に。
又、地下鉄半蔵門線は渋谷駅から墨田区の押上駅を結び、半蔵門のソバを走るので
その名称になっている。


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半蔵門 桜田濠


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内堀通りの向こうには、東京FM,その隣にワコールの麹町ビル
東京FMは良く聞いています。放送時に半蔵門にあると聞いてましたが、半蔵門が
直接見える場所、対面にあるとは驚き、見晴らしも良さそう(笑)

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桜田
濠 これはいい眺めです。下りなので気持ちよく走れそう。


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国立
劇場

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つじ そして、警視庁

 

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最高裁判所


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三宅坂
246号線(青山通)のスタート地点です。渋谷勤務時代はこの通り沿いに
会社がありました。

又、20号線(甲州街道)は、半蔵門で左折し、新宿を通り多摩、八王子、山梨へ。
営業先が多摩地区が多かったので、この2線は、本当に良く走った記憶が(懐)



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国会前




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桜田
門が見えてきました

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桜田

1860年、江戸幕府の大老・井伊直弼が殺害された”桜田門外の変”

 
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霞が関中央官庁案内
霞ヶ関と言えば”官庁”だが、こんなに密集しているとわね。

 

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手前から 正門石橋 正門鉄橋(二重橋) 伏見櫓
二つあるから二重橋ではなく、鉄橋の構造が二重だから。
驚いたことに、伏見櫓は京都の伏見城から移転したもの。



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芝の上でのんびり昼寝もイイ感じ


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行幸通りで準備ラン  

 

 皇居(江戸城)一周ウォーキング、本日、歩いて見て良かったと思います。
特に
東京駅前の広々した歩行者空間が素晴らしく、より皇居周り散策への
期待感が高まりました。さらに、今回は皇居内へは、一歩も入る事は無かった
けれど、逆に下調べが出来、より皇居への関心が強まりました。
特筆すべきは、江戸城築城500年後に、私が生まれたこと。さらに驚いたのは
京都・伏見の伏見城より移転させた伏見櫓です。
徳川家康は伏見城で征夷大将軍の宣下を受け、以後三代徳川家光公まで、
伏見城で将軍宣下式を行っています。
”伏見”というのは、私のキーワードで、大学時代に過ごした”場所”だけでなく
同時に、自分の人生に大きな関わりを持っています。
話せば長くなるので、もし興味があるようでしたら、インフォメーションで
2023(2)、2022(11)を読んでみてください(笑)
 ”城一族”としては、早い時期に、皇居内の散策を実行すべきですが、やはり、
ベストな時期としては、来年3月下旬となりますのでご了承ください。


次回は、月替わりマルチボードになります。お楽しみに!