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2023-08-20 16:01:00
福島 会津若松 飯盛山 白虎隊

白虎隊 飯盛山の悲劇
慶応4年8月23日、白虎隊士中二番隊の少年20人が、飯盛山で自刃しました。
会津戦争を象徴する悲劇の一つとして知られています。
白虎隊は16~17歳、新政府軍の銃撃を受け、飯盛山へ敗走。
燃え盛る城下を見て、鶴ヶ城も尋常ではないように見えます。
城に戻って戦おうという意見もあったが、途中で敵に捕らわれ生き恥を
重ねる恐れもあり、上級武士らしくここで自刃しようという結論にいたる。
武士の誇りを重んじたその決断は、悲しくも堪らない気持ちになります。

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飯盛山参道・白虎隊墳墓の地入口



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早朝6時頃、散歩の方多し。ケッコウな階段。隣の動く歩道に目が(笑)


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左に飯盛山案内図

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飯沼貞吉・自刃した20名の唯一生き残り、白虎隊の悲劇を後世に伝える
またしても、不思議な縁を感じざる負えないのだが、昭和32年(1957)
に戊辰戦争90周年を記念し飯盛山に白虎隊19士の墓と、飯盛貞吉の墓が
建立されている。実は、この年は私が生まれた年です。


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白虎隊像
会津藩は、朱雀隊、青龍隊、玄武隊、白虎隊の4部隊で編制され、
年の若い白虎隊は、実際に戦闘に出る予定はなく、主に警護の為の
予備隊の位置づけでした。しかし、戊辰戦争で会津に戦場が移り
出陣命令がくだされる。



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あいづっこ宣言
”什の掟”の現代版

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戸ノ口堰洞穴
猪苗代湖から会津地方へ水を引くために掘られた洞穴です。
戸ノ口原の戦いで傷つき退却した白虎隊士たちが、鶴ヶ城の様子を確認する為、
この洞穴を通って飯盛山へとたどり着きました。

 

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階段を登りきると、左手に墓が見えてきます


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戊辰戦争の殉難婦女子の稗

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 墓正面 白虎隊 19名の墓

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 右側 領内各地で戦死した31名の墓



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イタリア記念碑
石柱はボンペイ遺跡のもの、上部の鷲はイタリア軍の象徴  



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ドイツ
記念碑
フォン・エッツ・ドルフ(ドイツ外交官)寄贈の碑

 
ケッコウ、多くの人が人が散歩を兼ねて登ってくる。ある人に会津城がよく
見える場所を
尋ねると、”白虎隊が自刃した跡地”へ行くと見えるとの事。
少しためらったが、ここはやはり行くしかないと決断。地元の方も散歩
コースからは、外しているようで、誰もその方角へ歩いている人はいない。

 

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自刃の跡地
意外と近く、歩いて3分程の所にあり。眼下には会津市街がよく見えます。
そして、周りには墓地のようで、他のお墓もたくさんあります。
また、隊士像も可愛く、建っているので、ここで本当に、悲しい出来事
がと思わせられます。

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白虎隊士像が向いてる方向に鶴ヶ城


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会津市街と鶴ヶ城
鶴ヶ城までの距離もあり、目が悪いので、中々確認できませんでした。
昨日、城に登った時、鉄塔が目印というのを思い出しようやく確認
できました。

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鉄塔の右手に、鶴ヶ城の天守閣
鉄塔、そして、城である出来事を思い出しました。
私が初めて、”城”を見たのは、母の実家の北九州、小倉にある”小倉城”。
小学校、1年生の時、兄と親戚の子と3人で”小倉城”へ、バスに乗って
行ったのですが、兄達と分かれて迷子に。たまたま、家の近所に
高い鉄塔があったのを思い出し、城からも少しそれが見えたので

その方向に歩き続けことあり。そして、なんとか家にたどり着いた
事を思い出しました。後から、戻ってきた兄が「よく帰ってこれたな」
と珍しく感心していた。私の数少ない”プチ自慢”です(笑)
城にまつわる幼い頃の思い出、会津若松でよみがえるとわ(驚)

 

さざえ堂なども、回りましたが今回はパス(笑)です。
その代わりに、会津の町並みを紹介します。
バスの周遊券を買いましたが、乗ったのは1回だけ。歩きながら感じた
のは町並みが美しく、特に昔の蔵などをオシャレに改造している店が
多く、楽しくも、積み重ねた歴史が感じられます。

特に七日町、野口英世青春通り近辺はイイ感じです。

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野口英世 青春通り 
野口英世は猪苗代湖の出身ですが、会津若松で青春時代を過ごしている

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福西本店 豪勢な商家の風情が感じられます。

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会津壱番館 喫茶店  2Fは野口英世青春資料館

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朝、モーニングコーヒーいただきました。

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風格、そして、歴史が感じられます。

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鶴ヶ城近くの和菓子屋 ”会津葵”
辛党の私は、いつも見るだけです。美味しそうでした(笑)

 

 次回は、さくら鍋の”鶴我”、おでん・郷土料理の”もっきり”を紹介します。