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2022-09-29 12:02:00
熊本  むつ五郎

むつ五郎さんへは3年ぶり。
営業開始、5時30分。10分前に到着、一番乗りでした(笑)
その後、直ぐに、何組か来店。

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暖簾には、京都祇園祭、厄除、岩戸粽(ちまき)。
早く、コロナが完全撲滅される日が来るよう願うばかりです。

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料理メニュー
馬肉料理がズラリ。郷土料理の ”一文字ぐるぐる”が気になる
熊本以外では『分葱(わけぎ)』とよばれている。
生えている形が『人』に似ているので『ひともじ』。そして、それを
ぐるぐる巻いているとこから来たらしい

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人文字ぐるぐる
辛子れんこんは食べたことあるが、これはまだ食べてません。
美味しそうに感じないが、栄養があり、焼酎に合うらしい(笑)

 

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突き出し。ゴボウと牛肉の煮つけ。そして、箸袋。
味付けが抜群で美味しかったです。牛でなく馬肉かも(笑)
さて、箸袋に注目です。上段に”馬肉料理”の前に”活魚”の表示。
そして、中断に"むつ五郎”という魚の名前。
さらに、その右横にはカワイイ”むつごろう”のイラスト。
昭和48年開業で、当初はやはり”魚介類”中心だったそうです。
その後、”馬肉の神様”と呼ばれる馬肉の生産者さんと出会い、
”馬肉”という素晴らしい食材に出会い、『馬刺』も出すように
なっていったそうです。

 

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イワシの刺身 時価
程よく、脂も乗っており美味しかったです。
お飾りや包丁での切込みなど、イワシの刺身
ではあり得ない程の盛り付けです。

3年前は、目の前にあるショーケースの魚介類があまりの美味しそうだった
ので、つい”刺身の盛り合わせ”を注文したものです。盛り付けや味は
申し分なく、量もそこそこありました。3分1程、食した時点で、そろそろ
何か馬肉料理も注文しないと、思っていたその時、隣のお客より、『俺は
少量しか食べないので、これ食べなよ』と。料理は”馬刺し”と“レバ刺し”
でした。まさしく、天の声(笑)その方はこの店の常連で、旅行会社の
社長。私も学生時代、バイトで添乗員の仕事をしていたので、話もつきず

色々と楽しく過ごすことが出来ました。ホントに食べない方で、料理の
4分3程、私が食べたかと思います。本当にイイ社長でした(笑)



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馬刺し
甘くてとろけます。馬バラ肉。
より上質な馬肉を提供するため、卸しを通さず直接買い付けに行かれる
との事。周りはほとんど肉屋さんで、飲食店の方ほぼいないそうです。
馬肉はマイナス20度で2日間冷凍することが定められています。
肉の新しさ、冷凍状態の温度管理、そして、解凍の仕方など、
美味しさの秘密は、色々あるようです。

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六調子 35度
調子の25度は飲んだことありましたが、35度は初めて。
25度は7年熟成、35度は11年の長期貯蔵です。
球磨焼酎の代名詞的な、”逸品”で、コクと香りが違いました。
早速、家に戻って購入した次第です(笑)

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めひかり天ぷら 時価
めひかりは宮崎産。ホクホクして美味でした。
参考に、”あかむつ”の塩焼きがメニューに有ったので、いくらか
聞いてみました。今日は4100円とのこと(笑)

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馬塩焼き
ほんのり甘く、適度な塩加減で、絶品でした。


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くまモン ロック
このグラスがカワイイです。

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握り
シメはやはり、握りです。

改めて、『むつ五郎』さん、馬肉、海鮮と食材や味へのこだわりが
感じられ、”名店”だと思いました。また、何年か後に必ず来たいです。
馬肉は”桜肉”と呼ばれます。ここの馬刺しは、ほんとに鮮やかで淡いさくら色
になります。また、お店のカウンター、イス、テーブルなども桜の木が
使われているそうです。

こちらには、馬づくし郷土料理コース 8250円~ 3名以上より受付
馬肉・郷土料理を堪能したい方はおススメかも。

 『むつ五郎』さんに来客される方は、7~8割は県外の方だそうです。
観光よりも
『むつ五郎』さん目当ての方も多いのでは。私もその一人です(笑)
この日の阿蘇観光を早く切り上げた理由は、やはり『むつ五郎』でした。