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夙川の桜
昔、大阪勤務時代、約30数年前に会社の同僚が住んでいたので遊びに行った
記憶あり。さくらは咲いてはなかったが、チョットおしゃれな街でした。
それ以後も、明石や三宮へ行った際に、夙川を通ることもあり、なぜか気に
なる所です。”夙川”という川、地名に惹かれるのかも。
そんな、夙川のすぐ近所、JRさくら夙川駅より歩いて2分の立地にあります。
鶏天
人気店という事で、3日程前に予約を入れる。店名からすると”天”がつくので
天ぷら、から揚げ等のイメージだが、串焼専門店です。
この日は、前章でも話した、京都の学生時代の友人で、平安高校OBの彼と
こちらで、6年ぶりに焼鳥を肴に”一杯”の予定です。
カウンター、室内装飾等は洋食店の雰囲気
この店は、面白い店で、”一人串焼6本以上、食べないお客様はご遠慮願います”
の方針です(笑)何が美味しいかも、良くわからない事もあり、今回は、5500円
のコースを注文。
淡海地鶏モモむねタタキ
”絶品”のタタキ。程よい弾力に、程よい甘さあり。
さらに、”10分以内で食べること”の注文付き(笑)
淡海地鶏は、平均120日の長い期間で飼育される、滋賀の希少な
地鶏との事。
上ネック
ひね皮ぽんず 多少ですが肉もあり
旨い!思わず日本酒を注文。串焼は当然、旨いのだが、そればかりでは
飽きが来るもの。間に、このような一品を挟んでくれるところが、名店の
所以かも。
超特選 惣花 日本盛
甘・辛・酸・苦・渋の五味が見事に調和した”逸品”
「惣花」とは”皆にもれなくふるまう”の意味
ここから、一気に”日本酒”の話に。下戸の方ゴメン!(笑)
一般的には、灘の酒と言われるが、地域により”灘五郷”に分かれる
・”西郷” 最も西側の地区で神戸市灘区あたり 「沢の鶴」「金杯」
・”御影郷” 神戸市東灘区の御影地域 「白鶴」「菊正宗」「剣菱」
・”魚崎郷” 神戸市東灘区の魚崎、本庄地区 「松竹梅」「櫻正宗」
・”西宮郷” 西宮市脇浜、用海地域 「白鹿」「白鷹」「日本盛」
・“今津郷” 西宮市今津地区 「大関」「扇正宗」
しかし、知名度の高い酒が多いこと。そして、日本酒生産量が最も多い地域で
国内生産量の25%を占める。
日本一の酒処と呼ばれている理由は、”米”、”水”、”技”が揃っていること。
六甲山麓は昔より穀倉地帯、酒造好適米の王様「山田錦」の産地、
灘地方で発見された「宮水」は酒造りの理想の水、技術と人徳を備えた
「丹波杜氏」が灘の酒造りを支えている。
ぼんじり
淡海地鶏串
ささみわさび
つくねチーズ
これは珍しい”逸品”です。外側だけでなく中にもチーズあり。
たまごかけごはん
まさかの〆に、TKGです(笑)友人も言ってましたが、本日の料理の中で
”これ”が一番美味いのでは、思わせる程でした(笑)
この日は色々な想い出話に、あっという間に時間が過ぎました。
学生時代の彼はリーゼントにサングラス、宇崎竜童というより所ジョージに
近かったかな(笑)休みの日は、つるんで京都河原町や祇園、八坂神社辺り
そして、大阪は難波の虹の町とナンパしたものです。戦績は5勝、95敗(笑)
いやはや、若気の至りというか、チャレンジ精神旺盛で青春してました(笑)
実は彼とは、新聞配達のバイト仲間だったのですが、そんな二人ですから、
長続きする訳もなく、その後、色んなバイトを経験。そんな彼が始めたのは
旅行会社の添乗員。そして、私もその伝手で添乗員をやることに。
国内バス旅行がほとんどで、四国、南紀、北陸、鳥取、伊豆等、さらに
飛行機にて、鹿児島、北海道にも。バイトとはいえ社会人としての第一歩、
さらに全国各地を巡る貴重な経験が出き、日当も高額でした。
京都の学生時代を、楽しく過ごすことが出来たのは、彼との出会いがあった
からだと、今、この文章を書きながら思う次第です。
今回の”鶏天”、さすが人気店という内容で美味しかったのですが
友人との話で、昔話に花が咲きすぎて、じっくりと味わうこともなく
ただパクパクと食べてしまったこともあり、感想やコメントが少ない
ですがご了承ください(笑)
さて、次回は大阪、食べ歩き編です。お楽しみに!