インフォメーション

2020-11-29 15:30:00
ノンベーのジビエ・発酵料理体験記

※テラスからの風景。余呉湖を眺めながらの野外料理も楽しめます。
余呉町のことをもっと、知りたくてWikipediaで調べて見ました。
2010年に長浜市に編入される前の情報ですが、面積、167㎦、人口3,615人。
(二宮町、面積9㎢、人口27,536人 小田原市、面積113㎢、人口189,038人)
面積は二宮町の20倍程で、人口は9分の1程です。小田原よりも全然広いです。
地図で見ると、余呉湖が町の最南で、そこから北に向かって町が広がり、
福井、岐阜県に隣接しています。特に福井側に突出しており、余呉町の
3分の2は福井県といわれてもおかしくないです。(笑)峡谷も険しい
山岳地帯で、近畿以西唯一の特別豪雪地帯に指定されています。
この情報と地形で、美味しい熊さんが取れる訳だと納得しました(笑)

800px-基礎自治体位置図_25503.svg.png

※余呉町ハンパない。さらに長浜市の面積は681㎢、琵琶湖よりも広いらしい。

toku24.JPG
2本目の七本槍

 toku21.JPG
※子持ち鮎。トッピングはキクラゲ。
toku22.JPG
皿は余呉湖を型取り。鹿肉、琵琶ます,地野菜
しかし、ノンベーには堪らない逸品が続々と出てきます。


toku23.JPG
※キター熊!想定外にキレイ、そして凄く脂がのっています。
食べ方は醬油ベースのだし汁の鍋に、野菜は、ねぎと水菜を入れ、
薄く
スライスされ
熊肉をしゃぶしゃぶして食べます。そして、この美味しさ
は想定外。柔らかく、上品で甘い脂身です。そして、ネギと水菜との相性も
良く、サイコウでした。ちなみに、天然のツキノワグマです(笑)
力強いボス熊は美味しい木の実を独り占めするので、濁りや臭みのない
脂を身にまとえるとの事。何せ一皿めをペロリ、次の二皿めもほぼ、
箸休めもなく食べて、写真を取り忘れた程(笑)
見た目も味も、そして幸せも感じられる”究極の逸品”でした。
熊鍋は冬期の期間限定になり、給仕さんに聞いたら、昨日からようやく
出し始めたとの事。コレって普段の心がけ!?(笑)


kuma.jpg
熊肉とこの細切りネギ、そして、絶品のだし汁と相性抜群。締めは古代麦のうどんでした。

toku25.JPG
鮒鮓、さば鮓、からすみのサンドイッチ
あの鮒鮓やさば鮓がフランス料理風に盛り付けてあります(笑)
臭みもなく、七本槍のイイ肴でした。

toku29.JPG
※鮒鮓の飯のアイス
最後に発酵料理が続き、健康にも良くて、いう事なしの料理の数々でした。
しかし、夜は長いので夜食もお願いしました。
IMG_1654.JPG
※おにぎりに、3本目の七本槍と酒の肴です。
泊りの時、部屋でTVを見ながら、一杯。そして、おにぎりと
これぞ、ノンベーの醍醐味という一夜でした(笑)
IMG_1682.JPG
※翌日の朝食。鍋は鮎の稚魚です。カルシウムが取れて体に良さそう!
今回、これが食べたくて泊りを決めました。最高の朝食、ご馳走様でした。
朝食を終えて、奥さんに会計をお願いしている時、昨日、テラスで食事をしていた
グループの恰幅いい方と、たまたま目が合ったところ、ご主人が”吉田牧場”の方だと
小声で教えてくれました。知るすべもないので、玄関に向かい靴を履いてる帰る際、
ご主人に声をかけていただき、返した言葉が『美味しかったです。ご馳走様。次は
人数連れてきますから』でした。これは、宿泊、食事は2名以上が条件の中、特別に
対応していただいた御礼、そして、又、ここに来たいという気持ちからです。
 帰りの新幹線の中で、二宮サロンの諏訪さんにメールで、『機会があれば、
二宮美食倶楽部として参加を募って余呉湖に行くのも面白いかも』に、『大賛成!』
で、返事がきました(笑)
後、”吉田牧場”を検索、目が合ったのは”吉田全作”さんで、TVにも出演されて、
ブラウンスイス牛のチーズで有名な岡山の”吉田牧場”のご主人と判明。
人との出会い、ふれあい、そして、”見聞食”と旅って、やっぱりイイね!