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2021-07-21 00:20:00
がまだせ  熊本 

※5年前、2016年4月16日未明、大規模な斜面崩壊、阿蘇大橋崩落
国道57号、熊本市内から阿蘇方面に向かう交通の要衝で、
黒川に架かる阿蘇大橋崩落。この南阿蘇には東海大の阿蘇キャンパスが
あり、地震前には農学部の学生1000人が学んでいました。キャンパスに
近い阿蘇村には700人学生がアパート、下宿生活をし「学生村」を形成して
いましたが、地震でアパート崩壊にて、学生3人が被害にあいました。
阿蘇キャンパスは広範囲に断層が走っていて、農学部は移転を決めて、
学生も同様に引越しを余儀なくされ、活気に満ち溢れた「学生村」が
一瞬にて、活気を失う事態になり、感慨深いものがあります。

 
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※2021年3月7日、熊本市内と阿蘇結ぶ、新阿蘇大橋が開通
市民生活の利便性の向上、そして観光の活性化が期待されます。
現在、東海大のキャンパスは熊本市に移行、南阿蘇は実習フィールドとして
利用されています。今後、2023年春には阿蘇キャンパスに代わる「臨空校舎」
が完成予定です。熊本空港に隣接した、同大学の宇宙情報センターの敷地内に
建設されます。熊本空港の新ターミナル運用も始まるので、地域一帯の活性化
が期待されています。

慶応大学の創立者は、大分出身の福沢諭吉。早稲田大学の創立者は
佐賀出身の大隈重信。さて、東海大の創立者は誰でしょうか?
実は私も知らなかったのですが、熊本出身の松前重義です。
昭和17年、航空科学専門学校設立(静岡県清水)、昭和19年に
電波専門学校設立(東京)、この2校が合併し東海専門学校となり、
東海大の前身になります。最初が航空科学より始まったのは驚きですが、
熊本の地に、阿蘇キャンパスに替わり、「臨空校舎」が新たにできるのは
楽しみでもあり、又、やはり時代が回っていると感じた次第です。


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※阿蘇の草千里
夏は緑が鮮やかに輝き、大きな池や放牧された馬など見れる、阿蘇を
代表する観光地の一つです。乗馬体験もいいかも(笑)
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※阿蘇の米塚
阿蘇市南西部にある、可愛らしく美しいフォルム、小さいながらもれっきと
とした火山です。標高は80m、火口の直径は100m、深さは20mほど。
約3000年前に形作られ、噴火で吹き上げられたマグマが冷やされてできる
岩塊(スコリア)が積もってなだらかな斜面が生まれました。
阿蘇神話の主人公、健磐龍命が収穫した米を積み上げた場所とされています。

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※阿蘇中岳の火口
直径600m、深さ130m、周囲4キロmの巨大火口。活動中の火口を見物
出来る珍しい火山で、世界各地から見物客が訪れます。

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※大阿蘇牛乳
爽やかな甘さで、阿蘇の草原が目に浮かびました(笑)
60日、常温保存可能品です。備蓄用としても人気の”逸品”です。