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※5年前、2016年4月16日未明、大規模な斜面崩壊、阿蘇大橋崩落
国道57号、熊本市内から阿蘇方面に向かう交通の要衝で、
黒川に架かる阿蘇大橋崩落。この南阿蘇には東海大の阿蘇キャンパスが
あり、地震前には農学部の学生1000人が学んでいました。キャンパスに
近い阿蘇村には700人学生がアパート、下宿生活をし「学生村」を形成して
いましたが、地震でアパート崩壊にて、学生3人が被害にあいました。
阿蘇キャンパスは広範囲に断層が走っていて、農学部は移転を決めて、
学生も同様に引越しを余儀なくされ、活気に満ち溢れた「学生村」が
一瞬にて、活気を失う事態になり、感慨深いものがあります。
※2021年3月7日、熊本市内と阿蘇結ぶ、新阿蘇大橋が開通
市民生活の利便性の向上、そして観光の活性化が期待されます。
現在、東海大のキャンパスは熊本市に移行、南阿蘇は実習フィールドとして
利用されています。今後、2023年春には阿蘇キャンパスに代わる「臨空校舎」
が完成予定です。熊本空港に隣接した、同大学の宇宙情報センターの敷地内に
建設されます。熊本空港の新ターミナル運用も始まるので、地域一帯の活性化
が期待されています。
慶応大学の創立者は、大分出身の福沢諭吉。早稲田大学の創立者は
佐賀出身の大隈重信。さて、東海大の創立者は誰でしょうか?
実は私も知らなかったのですが、熊本出身の松前重義です。
昭和17年、航空科学専門学校設立(静岡県清水)、昭和19年に
電波専門学校設立(東京)、この2校が合併し東海専門学校となり、
東海大の前身になります。最初が航空科学より始まったのは驚きですが、
熊本の地に、阿蘇キャンパスに替わり、「臨空校舎」が新たにできるのは
楽しみでもあり、又、やはり時代が回っていると感じた次第です。
※阿蘇の草千里
夏は緑が鮮やかに輝き、大きな池や放牧された馬など見れる、阿蘇を
代表する観光地の一つです。乗馬体験もいいかも(笑)
※阿蘇の米塚
阿蘇市南西部にある、可愛らしく美しいフォルム、小さいながらもれっきと
とした火山です。標高は80m、火口の直径は100m、深さは20mほど。
約3000年前に形作られ、噴火で吹き上げられたマグマが冷やされてできる
岩塊(スコリア)が積もってなだらかな斜面が生まれました。
阿蘇神話の主人公、健磐龍命が収穫した米を積み上げた場所とされています。
※阿蘇中岳の火口
直径600m、深さ130m、周囲4キロmの巨大火口。活動中の火口を見物
出来る珍しい火山で、世界各地から見物客が訪れます。
※大阿蘇牛乳
爽やかな甘さで、阿蘇の草原が目に浮かびました(笑)
60日、常温保存可能品です。備蓄用としても人気の”逸品”です。