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2022-06-27 09:51:00
開成 瀬戸酒造

瀬戸屋敷より歩いて1,2分程です。
道路脇には、また、水路があり涼しさと和みをいただきました。
そして、店へ着きましたが、店内は先客の方が数名で、賑わっている

様子です。左手奥には、銭湯かと思う程のデカイ煙突が見えています。

瀬戸酒造店の創業は、慶応元年(1865年)と歴史のある酒蔵です。
しかし、1980年に諸事情により自家醸造を中断。そして、後継者も無く
存続の危機の中、地域の町興しの依頼を受けていた、コンサルタント会社が
みずから酒造りに関わる事を決め、酒蔵を一新。そして、38年ぶりの2018年
酒蔵が再開したそうです。

だからでしょうか、伝統と斬新な一面と、ふり幅の広いスタイルが感じられ
ます。店頭左の瀬戸酒造の暖簾、垂れ幕のデザインが斬新でオシャレです。
”瀬戸”の"瀬”の字をモチーフにし、文字中央の”束”が,◆●▲で表現され
、これが商品の分類になっています。商品の左側に”水” 、右側に”人”?!
何らかのメッセージが感じられます。
また、店内は明るく、ディスプレイや雰囲気はワインを扱っている店のようです。



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”セトイチ”シリーズ、左より『月が綺麗ですね』『ぴーひゃら』『手の鳴る方へ』
庭園を眺めながらの、角打も乙な者です。試飲は1コイン ¥500 飲み比べもできます


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左より、酒粕のお菓子、酒粕の石けん

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国内、外のコンクールにて評価された銘柄がズラリ。何を選ぶか迷います(笑)


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道路脇はきれいで涼しげな水が流れる用水路。そして、回りは緑の田園風景
見渡せば箱根や丹沢の山々、ここで、お酒が造られているという実感が自然と
湧いてきます。そして、店員の方の対応も良いので、ケッコウ、お酒も売れて
いました。

さて、私の今日の目的は酒蔵見学です。事前に予約を入れていました。

お店からの注意事項は、見学の3日前から”納豆”を食べないでください。
との事。納豆はたまにしか、食べないのでそれは問題ではないのですが
、食べた後でも3日間も影響を及ぼすというのは、驚きました。
さすが、納豆、粘り強い、凄すぎ(笑)


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酒蔵は出来て4~5年程かと思います。モダンな作りです。
靴はここで、脱ぎスリッパに履き替え、さらに、白い割烹着とビニールの
ヘッドキャップ
をかぶります。そして、蔵見学が始まります。
しかし、外は気温30度程、蔵の中は超涼しく天国でした(笑)


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洗米機


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蒸米機
かなり、デカイです。何合、いや、何キロ入るのかな?

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洗米、浸漬、蒸米の工程写真
洗米、浸漬・・・白米の糠等を除き、水を吸わせる工程
        吸水が適正でないと、良い清酒ができない
蒸米  ・・・・生米を蒸し、殺菌効果を与える工程
        麹菌が生育しやすくなる

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製麹の工程写真
製麹・・・蒸米に麹菌の胞子を接種し、厚く堆積して保温
     その後、薄く延ばすことで、麹菌を繁殖させる工程
     麹によって、でんぷんを分解する酵素や酵母の栄養
 
    を生産する


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製麹を行う部屋


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もろみ仕込み
タンクに水、麹、蒸米を入れて酵母を造り、培養し
発酵のバランスを取りながら、経過観察にてもろみの
状況や香りを確認しながら、お酒の完成をめざします


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上槽 発酵が終わったもろみに圧力をかけながら搾り、原酒と酒粕に分けます。
耳を澄ますと、お酒の流れる音が聞こえました。
搾った酒は酵素の動きを止めるため火入れ(加熱処理)した後、必要に応じて
香りをくずさないように、急冷し貯蔵タンクに送ります。
場合によっては、火入をれせず、生酒のままで次の工程に進みます。

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貯蔵タンク
左が「はるばる」、右が「月の歌」のタンクです。

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瓶詰

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試飲スタート 仕込み水より
ほのかに甘く、まろやかな味です

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試飲銘柄の選択 14銘柄より3銘柄を選択できます


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まず、選んだのは酒田錦。
開成町に成る前の酒田村が偲ばれ、ラベルからも伝統と風格を感じます

味は癖がなく、飲みやすく、昔懐かしい感あり

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セトイチの”いざ”
このシリーズではラベル的に高級感が漂い、”いざ”はこれから始めよう、
出発しようの意志が感じられる

味は近頃、流行りのフルーティー感有り



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セトイチの”手の鳴る方へ”
最後は店員さんが、好きで良く飲む酒を聞いたところ
セトイチの”手の鳴る方へ”との事。

味は力強く、しっかりしている感あり
ラベルの色合いが薄く、ネーミングもピンと来ませんでしたが
飲んでみて納得の味わい。

この日は、”酒田錦”、と”手の鳴る方へ”を購入しました。
そして、おまけに”月が綺麗ですね”をいただきました(嬉)

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”手の鳴る方へ”は「生酛造り」で原酒、アルコール分17度でした
3本とも、それぞれ味わいがあり、美味しく頂きました。(笑)

最後に、こちらでは、庭を眺めながら、角打ができます。


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コインを入れて、好みの銘柄を選択できます。
こういう、角打は珍しいし、風情がありイイ感じです。

今回、忙しい中、一人だけの”酒蔵見学”に対し、丁寧に対応いただき
心より感謝しております。次回、また、機会があれば寄りますので
よろしくお願いいたします

それから、最後に一つだけ言っておきたい事があります。
この酒蔵見学して良かったのは、お酒は”発酵飲料”だとより理解
できた事です。”発酵飲料”だから体や健康に良いのです。
過度に飲みすぎなければ、”百薬の長”なのです。
ビール、日本酒、焼酎と適度に飲めば、”何百薬の長”になるかな(笑)




瀬戸酒造店 (ashigarigo.com)