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この日は、実は熊本駅前に出来たアミュプラザを見て、その後に
熊本城やホテルの近辺の商店街を散策する予定だった。しかし、
台風14号の接近で、予定を変更し阿蘇に向かうことに。
阿蘇へ行くのはほぼ、30年ぶり。
まずは市電に乗り辛島町へ行き、宿泊ホテルの近所のレンタカー店へ。
カーナビで、行先を草千里に設定し出発。しかし、カーナビ様々で全然
土地勘なくても、目的地へ誘導してくれるのは本当に有難い。
市街地から、57号線へ。しばらく走ると阿蘇の山々が間近に見えてくる。
この道路は快適で、信号も少なくほぼ直線、前後の車に合わせて運転して
るので問題はないが,スピードメーターは70~80キロを表示(笑)
しばらくして、立野辺りで右折する。車線は2車線から1車線になり
緩やかなカーブ道が続く。この辺からほぼ信号機もなく、緑豊かな
ドライブが楽しめる。そして、阿蘇長陽大橋を走行し、左手を見ると
新阿蘇大橋が見えてきた。ここは、絶景なので停車。
新阿蘇大橋
2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月、元の場所から
600m下流に架橋されました。複数の橋脚と上部の橋桁を一体化させた
”PCラーメン橋”。南阿蘇村立野と河陽をつなぐ全長525m、最大橋脚高97m。
下に流れているのは黒川で、こんな渓谷地に、こんなどでかい橋があるのは
想像を絶する。日本の土木技術の高さ、そして、危険と隣り合わせの作業や
工事に従事された方には”本当にお疲れ様でした”と心より感謝です。
阿蘇長陽大橋
下に流れているのは白川で、橋の下にて黒川と合流
阿蘇長陽大橋
この橋も地震により、橋台の沈下や橋脚のひび割れに見舞われ、一帯の道路も
破損し、通行不能となりました。しかし、1年4ヶ月後、この橋は急ぎ復旧工事にて
2017年8月に開通し、地元の人にとっても復興のシンボルとなりました。
観光は勿論ですが、通勤、通学、買い物等の不便な生活が、解消され復興への
ステップになりました。また、この橋は、橋梁・鋼構造工学に関する優秀な
業績に対して、『土木学会田中賞』を受賞しています。
阿蘇大橋は、現在も崩落した橋の一部が峡谷に引っかかる形で残っている
長陽大橋の復旧工事等、下記の動画をご参考ください
そして、次の目的地の草千里へ向かう。
雲は多いが青空に、広大な草原の中を走る。
車の窓は全開にする。空気が美味い。
この道はパノラマライン。その名の通り雄大な景色。
コンビニか休息所があればと探すが見当たらない。
止まらないと写真も撮れない。ようやく空きスペースを
見つけて停車。たまたまだけど、この山”米塚”でした。
小さくて、丸こくてカワイイ(笑)
ただし、バリケード的に柵があり侵入禁止でした。
米塚
杵島岳、米塚より道路を対峙にて見えます
山頂部は雲に覆われていた。そして、避難小屋。
写真を何枚か撮り、しばらく走るとようやく、草千里展望所に到着。
草千里展望所、駐車場は十数台しか止められない
左手に中岳、噴煙が上がっています
下に見えている駐車場は、草千里パークの駐車場で有料です。
食事や喫茶、乗馬、また、草原を歩くなどされる方はこちらを利用がいいかも。
右手には池が見え、そのまわりには馬が小さく見えています
遠くに見えるのは熊本市内かな?
遠くに見えるのはたぶん大観峰
阿蘇パノラマライン
車で走っても充分に楽しいのですが、バイクならさらに格別なようです。
バイクの聖地と言われ、特に緑萌える季節だと感動で涙が出るほどの最高の景色
だといわれています。
他に大観峰、阿蘇神社など回りたかったのですが、夕食の件もあり、5時にホテルに
チェックインの為、こちらだけで終了にしました。草千里は前に、数回来ており、
懐かしさを感じましたが、新阿蘇大橋は初めてで、その高さや、周りの渓谷美は
圧巻でした。今回は下から見上げましたが、次回は橋を歩き下を見下ろしたいです。
コワソー(笑)