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高瀬川
渚ゆうこの『京都慕情』では ”夕焼けの高瀬川”として歌われています。
『京都の恋』、『京都慕情』とどちらも京都を代表する曲で、この曲を
聴いて京都へ行って見たいと子供の頃、想ったものです。
この2曲の作曲者をご存じでしょうか。
意外ですが”テケテケ”のギターで有名な、ベンチャーズです(驚)
ベンチャーズは、他にも『二人の銀座』、『雨の御堂筋』も作曲してます。
高瀬川の脇の通りが木屋町通り
京都の二条~五条までの高瀬川の川沿いの通りです。材木商や材木問屋
が軒を並べたので、木屋町と呼ばれるようになる。木屋町周辺には材木町
、紙屋町、鍋屋町、米屋町などの地名が残っている。
先斗町
鴨川と木屋町通りの間にある花街及び歓楽街。マヒナスターズの『お座敷小唄』
(1964年)で全国に知られるようになる。20数年前に、数名で来た事あるが
一人では初めて。数年前に来た時、一人で入ろうとしたが、店数も多いので
迷った挙句、三条~四条間を二往復し、結局、先斗町じゃないところで飲食(笑)
今回は、そんなことにならないようYouTube等で下調べにて、店も一択で
決めてきました。
京のおうち割烹 『月をみ』
いい感じの玄関 右うえに杉玉あり、オーナーは酒造関係者かも
お品書き
日本全国からの食材 価格も程よくいい値段です
鴨、ポーク、牛、鶏、料理のメニュー
さりげなく、写真付きで見開きで見やすく紹介されています。
今日も一番のりです。カウンターは奥行きがあり広いです。
先ず注文したのは、京丹波 黒枝豆、そして、お造りでお好み三種盛です
突出し、クルミ豆腐、(菊の花)
北海道産・ぶり、青森・本まぐろ、石川・紋甲イカ (菊ともみじ)
三種とも上物です。美味い!
京丹波・黒枝豆 塩ゆで
日本酒のメニュー、銘柄だけの表示でなく、写真付きはイイ感じです。
グラス100cc, 徳利小140ccより後者を選択しましたが程よい量です。
伏見だけでなく、京北、京丹後、上京、左京、城陽、宮津と京都の酒蔵の
多さ、酒造りが盛んなのが分かります。左下には黄桜の酒仕込みに使用
する伏水、そして、俳優、佐々木蔵之介さんの実家の佐々木酒造のお酒も
ありました(笑)
私は、宮津”酒吞童子”、伏見”花洛”を徳利でいただきました。
それぞれ、味わいがあり美味しかったです。
京都野菜天ぷら
盛り合わせだと、これで満腹なりそうなので、3品選択にて揚げていただきました。
丹波・大黒しめじ、丹波・京加茂茄子、南丹・亀岡南瓜
三品とも”絶品”でした。京野菜の天ぷら最高です。
おばんざい 厚揚げ生姜煮
程よい味付けが絶妙の逸品でした
さりげなく、柿で秋の演出 奥にはお皿や食器類がずらり
入店後、15分程でカウンターは満席に。周りはリピーターの方がおおいようで、
『ここのこれが美味しいだよ』の会話が聞こえる。
内心、いい店を見つけた感があり。周りの方も、そうなんだと
納得した次第です。
長崎 うつぼの炭焼き
さて、最後にメインの品を検討。鱧も美味しそうだけど、滅多にメニューでは
見ない”うつぼ”に決める。以前、二宮”カイズキッチン”でうつぼを干して、揚げた
のを食べたことはあるが、炭焼きは初めて。
身も美味しいけど、皮もイイ。皮の表面の”うつぼ”模様と厚いゼラチン!?
念願の”うつぼ”、まさか、先斗町で食べれるとは思わなかった(笑)
精力もつくし、健康にも良く、高知県ではよく食されるようです。
来年は、カツオ、そして、ウツボ料理の高知へ、20数年ぶりに行って
見るかな。『たまには、土佐にも顔だせよ。龍馬通りでもよかぜよ』と
龍馬のアニキも言ってそう(笑)面白いよね、つい2時間ほど前に、
伏見の”龍馬通り”通って来たばかりだから。
以上の料理に、瓶ビール、お酒2本で8000円チョットでした(嬉)
来春、桜の時期にまた、来ようと。桜の京都は、12、13年ぶりか(懐)
さて、次の店はやはり、鉄板系で締めたいので、祇園へ向かう。
すなぎも
メニューでは”すなづり”です
ベタ焼のミックス
お好み焼きは具と生地をかき混ぜるが、ベタ焼は広島風に生地で層を造ります。
広島風で”そば”が無い奴です(笑)
この店のいいところは昭和風な温かい雰囲気。そして、ギチギチの席で隣りと
密着するほどなので隣との会話やコミュニケーションが自然にできることです。
左隣は、地元京都と大阪から来た若い娘。エスカレーターの場合は東京や神奈川
では左側は停止、右側を歩く。大阪だとまるっきり、反対になります。
”京都はどっちなの”と聞いたら、”特に決まっておらず、前の人に合わせる”との事。
京都らしいと大笑いしました。
右隣は姉、弟の兄弟。姉は同志社OBで、逗子から来ていて今日で、京都泊7日目
との事。京都は本気で観光したらそれぐらいは行きます。自分が昔、京田辺に住ん
でて、その後、同志社が京田辺に移転した事など、普通あり得ないと談笑。
右側の写真に注目。マスターがカワイイ外国人と男の子映った写真。
ケッコウ、場所柄や、店の魅力もあり外国からの来客やリピーターもあるとの事。
写真の男の子はこの店ファンだったらしく、はちまきのマスターと記念に撮った
らしいが、その二人があまりにも対照的で怪しく、アブナイ関係とみんなで大笑い。
店の造りやスペース的なものもあるが、やはりマスターや女将の人柄かな。
それに、美味しいのは勿論、メニューも豊富。私も4回目です(笑)
瓶ビール、ハイボール、料理2品で4000円程でした
次回は、11月月替わりマルチボード、次々回は嵐山、天龍寺、錦市場です。