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2023-05-12 12:00:00
宮城  国分町  山塞料理・地雷也

東北最大の歓楽街、仙台・国分町
仙台、国分町に35年ぶりにやってきました。
当時、私は勤務地は渋谷、会社帰りは良く一杯やっていました。
また、世田谷の経堂に住んでいたので、休日は新宿歌舞伎町など良く
行っていました。そんな、私がここは凄いと思い、ネオン街の記憶が
今でも、思い浮かぶのは当時の国分町。ギラギラでした(笑)
それに、あの頃はバブル期だったしネ。

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午後6時を過ぎた頃なので、まだ人の通りは少ない。


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国分町 山塞料理 地雷也
クチコミ等も良く、少し怪しいようでシャレのきいたお店なので決めました。
”山塞”は山賊のすみか、アジトの意です(笑)

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この時代劇風の”掟”の立看板がイイ味出してます。

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昭和38年 創業と歴史あり
この
ガマに乗った石川五右衛門!?子供の頃、映画かテレビで見た記憶あり(笑)

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仮面の忍者 赤影  原作 横山光輝
少年サンデーに連載、そして、テレビドラマに

 

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仮面の忍者 赤影 TV放映 1967~1968 昭和42~43年
左より、白影、青影、赤影です。白影は「隠密剣士」で、準主役だった
”霧の遁兵衛”役の牧冬吉。赤影は郷里の福岡の久留米出身で八女工業卒の
坂口祐三郎でした。それもあり、強烈にガマ使いの忍術、妖術は記憶に
残っています。

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特撮時代劇ファンタジーとして、お茶の間の人気を呼び、忍者ブームに
私の記憶としては、赤影ですが、古くは江戸時代から児雷也の物語や
絵など描かれています。


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大ガマを使う児雷也(『児雷也豪傑譚』より、3代豊国画、1847)

 自来也の物語は嘉永5年(1852)に河竹新七(黙阿弥)が歌舞伎に脚色し、
8代目団十郎が自雷也を演じて大評判となります。大正時代(1921)には
映画にもなって、すべての子供たちのヒーローとなったのでした。
ちなみにこの映画『豪傑児雷也』は、日本初の特撮映画とも言われています



さて、前置きが長くなりましたが、店は階段を降りた地下にあります。


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ガマ
さま
入店して右側に鎮座されていました(笑)


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立川
談志のサイン  「地雷也で一番古い客や」(笑)  1990.8
他にも、芸能人のサインはたくさんありました。あの談志さんが、
お気に入りのお店だというのが、良く分かる”コメント”です(笑)
松任谷由実、西条秀樹等の数多くのサインが壁にありましたが、談志さん
のは別格でカウンターの中にありました。

お店は、昭和の炉端焼き、さらに、地下のアジト感を思わせる独特の雰囲気
を感じさせます。山塞料理と謳ってあるから当然かも。

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カウンター及び店内の様子

 

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サントリー・プレミアモルツ 
この一杯は美味しかった。グラスも良し。通常はアサヒORキリンで
サントリーは珍しい。

今回の料理は、¥8800のキンキ炭焼き、牛タンコース。

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突出し


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刺身盛り合わせ
ホタテとひも、マグロ、ソイ

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笹かまぼこの炭火焼

ふっくらほくほくで美味しい

 

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日本酒
名は忘れました。特製のぐい吞みで、表面張力が凄い。また、ギリギリの
ところでまで、注ぐ技も凄い。


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牡蠣
クリームコロッケ
中に牡蠣が入ってます。

 

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キンキの炭焼き
これは、干物を焼いたものだからか、美味しいが身は少ない。



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牛タン
イイ塩加減で美味しい


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キンキ
のスープ
さき程のきんきの食べ残しを基にしたもので、イイだしになって美味い。

 

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味噌おにぎり
こちらが、〆の一品でした。

今回、料理の味の記憶があまりなく、少しザツなコメントかと思います(笑)
言い訳になりますが、実はお隣の地元の方と会話をしました。これは良くある
事ことで、だいたい少し話したら切り上げますが、今回は、その方と話が弾み、
ナント、途中でコロナ対策用の仕切り板がジャマだと外してもらいました(笑)
仕事等で全国各地を回られたようで、話題が豊富で楽しいひと時でした。
この店の常連さんで、私が35年ぶりに仙台に来て、この「地雷也」に来たこと
がある意味”凄い”と感心されていました。
良く考えると、仕切板を外せという客も客だし、それに、対応してくれる店も
実際はそうない事で、山賊のすみか、そして、談志さんのお気に入りの”店”だった
というのが、あらためて感じられた次第です(笑)

次回は、青葉城、そして、牛タン焼きのお店を紹介予定です。お楽しみに!