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2024-02-11 15:30:00

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龍安寺参道商店街 龍の道
妙心寺から暫く歩くと、龍安寺参道商店街へ。
”龍の道”とはお洒落だなと思いながら、浮かんだのが
香港映画のあの名作”ドラゴンへの道”
私が中学生の時でしたが、ブルース・リーの
”ドラゴン””シリーズ、流行ったな(懐)

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ブルース・リーの監督、主演の映画 ドラゴンへの道

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京福
北野線の踏切  すぐ横には龍安寺駅
昔ながらで、昭和の風情を感じる龍安寺参道商店街。
年明け早々、”龍の道”を歩くのは悪くない。少し、レトロ
な所がイイ感じです。それから、住宅街を抜けて、ようやく
龍安寺の南門へ。龍安寺に来るのは、2度目で、16年前
に仁和寺を巡った後、こちらに来ている。

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雲山 龍安寺 南門

 

 

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龍安寺全景図
見渡す山々もすべて、龍安寺の境内で約15万坪。妙心寺の境内よりも
広く、甲子園12個分
の大きさ。

 

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参道
の左側  鏡容池  

おしどりが昔はむれていたので、”オシドリ池”とも呼ばれる

次に石庭のある方丈へ。方丈へ上がって少し、驚いた。本堂の襖に龍の絵。


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第2の龍

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第3の龍

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6の龍  知恵の真珠を掴んだ龍 ”玉龍”

 
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襖絵の作者が元首相・細川護煕氏と知り、さらに驚く
現在32面で、最終40
面になるようで、昨年の11月より公開中。

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元首相・細川護煕氏が約3年かけて描いた「雲龍図」

龍安寺は室町時代の守護大名細川勝元(1430~73)が創建し、
細川さんにもゆかりがある。本堂のふすま絵は1950年代に皐月鶴翁が
描いたものだが傷んでいたため、勝元の550年忌に合わせて細川さんが
奉納することになったという。

さて、いよいよ、お目当ての石庭へ。

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石庭
 1975年にエリザベス女王が公式訪問し称賛される
その後、”禅”ブームもあって世界的にブレイク。正確な築造時期や作者、
意図などが定かでなく、謎も多い。水、草木を使わず、石、砂、苔だけで
表現されており、「枯山水」と呼ばれている。
 東西30m、南北10余りの白砂の庭に、15個の石を、左より
5・2・3・2・3に分けて配されています。満月の15夜から分かる
ように15は”完全”を意味しますが、庭の何処から見ても、15個は
見えない造りです。これは、世の中に完全なモノはない、または、
見る角度や視点でそれぞれ、違ったモノに見えるという教えかも。

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5つの石組の構成方法に「黄金比」が採用されている
さらに、少し傾斜しており、遠近法も取り入れられている。


 

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庭左側 石5個 
方丈の縁側の右側から撮りましたが、石4個に見えます。また、両側に
1個づつ飛び石になっています。

 

 

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一番奥にある2個の石
この庭の作者は不明だが、この石の裏側に「小太郎」、「清(彦)十郎」
という名前が彫られているそうです。

 

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は2個  右側は3個の石
白砂に描かれた、砂紋が幾何学的で独特の世界観を感じさせます。
大海、または壮大な宇宙空間を感じる人もいるのでは。

エリザベス女王が石庭を見学する際、住職は

「この庭は宗教的な哲学的な庭であって、鑑賞したり見たりする庭ではありません。
せっかくいらしたので、瞑想にふけってみてください。」

という事を伝えたのだそうです。

そう言えば、十数年前に来たときは、座禅を組んでいる人を数名見ましたが、
今回はいませんでした。私は一応3分程、座禅をくみました(笑)
禅への興味ではなく、世界遺産という観光地として来ている方が増えたかも。

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気 きをつうず  天地定位 山澤通気

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山と沢、そして、天と地には気が通っているに意
これは人間に置き換えれば、口から肛門、足から頭まで気を通すこと。

座禅はシンプルに言えば、座って、背筋を伸ばし、口から肛門まで
頭から足先まで気を通してあげる事です。

一応、私は天龍寺で泊まり込みで4日、座禅研修を受けております。
座禅ができなくても、椅子の上や寝っ転がっていても頭から足まで気を
通すよう心がけるだけでも、それなりの効果はあるかと。

最近は、休日よくサウナに行きますが、水風呂に入り、その後、屋外で
寝ころび、素っ裸で自然の風を感じながら気を通しています(笑)

”禅”のこころは”無の境地”、人それぞれのやり方で取り組めばいいかも!

次回は、月替わり 2月 今月の一句 です。お楽しみに!