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2023-12-17 10:01:00

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夜の万代橋  あの名曲”新潟ブルース”が浮かんできます(笑)
夕方、5時半頃、宿泊のホテルを出て、万代橋を渡り古町へ向かう
18年ぶりの新潟、この時期はだいたい雨か雪で、懐かしい。
降り続いた雨も、一時的に止んでいるのが有難い。
当時、新潟市内はもちろん、長岡、柏崎、直江津、魚沼など良く出張
で行った。その際は、出張手当等もあったので、その度に居酒屋へ行く
のが楽しみで、なにしろ、魚が美味しく、名酒が安く飲める(笑)
冬場はトンネルを抜けると”雪国”という風景、そして、嵐か台風
が来たかのように荒れる日本海は、冬の新潟らしく、鮮明に記憶に
残っている。そして、他にも色々、新潟には好印象のことが多い。
今回の旅の中で、機会があれば話
て行こうかと思います。


約、30分弱歩き、ようやく店へ到着。



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玄関には杉玉、店名は瓢箪に小さく表記、いい雰囲気です


暖簾をくぐると、女将さんが出てきて、「予約のドキさんですね」の挨拶。
久々というか、小学生の頃、人の名前を逆さ読みするのが流行った事が
あって、「ドキ」と言われて、思い出し笑い。女将さんに本名をいうと
「他のお客様に、ドキさんていらしゃるので間違えました」との事。
本当かな?!。そんな事もあり多少の緊張感をもって入店しましたが
おかげで、心が和みました(笑)
そして、靴を脱いでカンター席へ。そこには、男女のお客が一組だけで
ゆったりと座ることができました。

通常だと、瓶ビールで始めるのだが、ハートランドの生樽という事で
生ビールを注文。

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ハートランド生ビール、そして、薄張りグラス
美味しかったので、生ビールおかわりしました。
このグラスは洗うの大変でしょと、女将に尋ねたら、よく
割っちゃうそうです(笑)



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お通し、鶏のつみれ汁、鰊のみそ和え
寒い中歩いたので、つみれ汁が有難い、そして、美味しい。
お通しで、これかと期待がふくらむ。箸袋に”いっこう”が”一幸”と
さりげなく書いてあるのもイイ感じ。

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立派なひょうたんのようです 縁起物です
ひょうたんの花言葉、「幸福」、「繁栄」、「平和」、「夢」
  ※秀吉の馬印がひょうたん、千成瓢箪

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カウンターの端には坪庭


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本日のおすすめ 普通とは違う、ワンランク上の料理感あり


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ばい貝旨煮  こっちへ来たらやはりこれです

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そして、やはり日本酒、 村
裕 いただきました 

 

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刺身の盛り合わせ これで一人前です
各々美味しかったが、しめ鯖、南蛮海老が印象に残りました



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青海苔・牡蠣の茶碗蒸し 店の名物料理

 

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牡蠣は熱が通りやすいよう刻んである
子供の頃、茶碗むしが大好きで、これで、ごはんも茶碗蒸しも二、三杯
食べていた記憶が蘇る(笑)


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メギスと野菜の天ぷら
メギス
は深海魚で、キスとは別物とのこと。キスより肉厚感もあり美味しかった
ニギス、沖ギスとも呼ばれ、日本海側の北陸地方で、よく採れ、食されている
ようです。名前はよく聞いていましたが、初めていただきました。
 厨房の大将は忙しい中、私の質問や問いかけにも優しく、丁寧に応えて
くれる本当に”人柄”のいい方で、感謝です。

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久保田等で有名な朝日酒造の朝日山の純米酒
熱燗でいただきました。昔、長岡のお客の親父さんが、晩酌はいつも
”朝日山”だと言ってたのを思い出しました。そして、その”朝日山”を
自宅に送っていただいた事も。また、直江津のお客さんからは、
お米”ササニシキ”を送っていただいた事も。
新潟が好印象なのは、こういう事があったからかな(笑)

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さすが新潟、色んなお酒があり 価格もお手頃です


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鶴齢の梅酒純米吟醸仕込み
〆のお酒はこれです。最近は、ようやく健康を考えて飲酒(笑)
梅の効能は多く、血をさらさらにしたり、血圧をさげる効果あり。

以上、ケッコウ飲み食いし、おなか一杯になったので、〆てもらう。
勘定が来てびっくり、ナント「福沢」さん一枚で、お釣りが来ました。

天候は厳しいけど、人にも、お財布にも温かく、優しい”新潟”です。

”いっこう”さん、機会があれば、再訪させていただきます。

次回は、月替わり 12月 今月の一句です。