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※刺身、イサキ、角アジ、メジマグロ
この日は、私の他にご夫婦が来店されており、好奇心の強い私はいつもの
ように声をかけてみました(笑)『今日はどちらからですか?』
最初は漠然と「東京」、さらに聞き進めて「町田」さらに「鶴川」とのこと。
実は、40年ほど前に「鶴川」に住んだいた事もあり、その話より、色々と
会話が広がり、楽しいひと時が過ごす事ができました。その方は、ほぼ全国
の美味しいものを食べ歩きされていて、こちらの『円相』さんには
開店した、5年前より毎年、来店され、オープンした日にちまで、記憶
されている程の、『円相』さんのコアなファンの方でした。
※カラスミ、レンコン、サツマイモ、枝豆、栗、鴨ロース、鮎たまご等
秋らしい季節を表現した盛り付けです。自家製カラスミ、鴨ロースは特に
美味しかったです。そして、鮎の卵、初めて頂きました。全部で十数種の
食材を丁寧にそれぞれ、作られていて、ノンベーには堪らない一品でした。
※バカラのぐい吞み 黒龍(福井県吉田郡永平寺町・黒龍酒造)
2杯目のお酒は、黒龍にしました。黒龍という名前は、昔から知ってましたが
永平寺町に酒造があるのは知りませんでした。また、その黒龍が、20種類程、
揃っているそうです。給仕の若い子に、大学が”龍”のつく名前だったから、
”龍”のつく酒はイイね。みたいな話をしていたら奥から、ご主人の中田さんが
出てきて『龍谷ですか?』とズバリ。良く、ご存じでと聞いたら若い時は京都の
料亭で修行されていたとの事。
※椎茸、かます
かますがアブラが乗って、かますと分からない程美味しかったです(笑)
そして、写真はありませんが、太刀魚、しょうげんじ茸の天ぷら、
ゴマ豆腐のあんかけなど、本当に満足のいく料理の数々でした。
※炊き込みご飯、アマダイ、銀杏
土鍋での上品な味の炊き込みごはん、絶品でした。
この後にデザート、最後は抹茶で締めでした。
日本料理、”和食”を季節感、食材、器、お酒にて、最高級レベルで
味わい、堪能させて頂きました。さらに、禅の“円相”の世界観も
この日は、少しだけですが、感じることができました(笑)
違う季節に、又、伺いたいと思います。