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仙石戦 本塩釜駅 まぐろのモニュメント
4月20日、約35年ぶりに仙台へ。
当時は仕事で来たので観光は何もなく、ほぼ記憶もないのですが
現地の方と待ち合わせをして、多賀城のある所へ行って、その後に
近所の港で昼食、夜は賑やかな国分町へ行き、海鮮を食べて、特に
”ほや”は今でも、想いだすほどです (笑)
さらに、社会人になって、初出張が確か、この地”仙台”で、何か
不思議な巡り合わせや縁を感じます。
近所の港は、地図等で確認すれば、”塩釜”だというのが分かります。
そして、その隣が日本三景の”松島”です。
本塩釜駅フロア
駅の改札を出ると目の前にあります(笑)そして、まぐろのモニュメント。
刺身、総菜、弁当、寿司と駅フロア
さすが、”さかなのまち”、”すしのまち”と呼ばれるだけあります。
地物、近海東北、北海道、日本海、九州と日本各地の鮮魚や総菜が
並んでいます。港町へ行くと、魚屋やスーパーの鮮魚コーナーを
必ず見て歩きますが、駅中にこれほどの鮮魚を見たのは初めて(笑)
本塩釜駅北口、ロータリー
塩釜神社へは歩いて15分程です。今回は時間の都合もあり、残念ながら
参拝は断念。
亀喜寿司
本塩釜駅南口より歩いて10分程の所にあります。人口あたりの店舗数日本一、
そして、生まぐろの漁獲高も日本有数と言われる”塩釜”。今回は90年程の伝統
に、クチコミ等と縁起の良い店名が決めてで、”亀喜”さんへ。
モダンで明るい雰囲気の店内
今回は親方おまかせ握りコース ¥8800
入店は11:00で一番乗りでした。最近は年齢を重ねたせいか、照れも
恥ずかしさもなく、一番乗りが出来るようになりました(笑)
この日は、親方が丁寧に魚やネタの話もして頂きました。
特に知らない土地や旅行先では、有難いことです。
ホタテのカルパッチョ
後ろのショウケースが気になったので、確認しました。
左がボタン海老、中央にブドウ海老、右側がメヌケでした。
一番目の握り メヌケ
今回、初めていただきました。上品な旨味の逸品。知らないはずで
北海道や東北の深海に生息し、釣りあげると目が抜け出るので、この
名前だそうです。寿司の上部の色が変色しているのは、写真を撮り忘れ
一旦、醤油をつけて戻したからです。マヌケでした(笑)
親方は九州の”くえ”を対象に話されてましたが、色合いや食感は
小田原等で食するオシツケ(アブラボウズ)に似かよってるかも。
煮魚や焼いても美味しそう。
閖上(ゆりあげ)の赤貝
宮城県名取市閖上で採れ、「日本一の赤貝」と呼ばれています。
イイ色、そして、イイ味です。銀座等の高級寿司店でよく扱われている
そうです。モチロン、この赤貝も初めていただきました(笑)
ボストン産 本マグロ
ボストンと言えばマラソンかバッグぐらいしか思い浮かびませんが、
まさかマグロとは。今回、これも初めていただきました。
ボストンの緯度は、北海道の札幌と同じ位置にあたり、北大西洋では、
青森の大間に相当するところかも。これも”絶品”でした。
バフンウニ
甘くて濃厚で美味い
煮あなご
柔らかくて甘いトロトロ穴子、軽く振られた塩もイイ。
白魚
シラスではなく白魚です
本まぐろ炙り
炙られて香ばしい旨味がたまらない逸品です。
あわびに藻塩
このコリコリ感、微かにワカメの味と磯の香がします。
めばちマグロ
普通に美味しいけど、この塩釜では”ひがしもの”と呼ばれるめばちマグロあり。
時期は9月~12月で、塩釜港で水揚げされ、鮮度、旨み、脂のり、色つやなど
優れたものに与えられる称号のようです。それは、めばちマグロ全体の一割しか
存在しないとの事。これは、この秋冬、また、来るしかないネ(笑)
イクラ
普通に美味しいです
ほや刺身 を追加注文 盛が見事です
35年ぶりの”ほや”、やはり独特の味ですネ(笑)
隣の席には、おしゃれな感じの関西弁のナイスミドルの男女。
聞いたら、大阪から。飛行機で来て日帰りとのこと。
”塩釜のすし”を食べに、飛行機で日帰りとはオシャレ過ぎ(笑)
この日は、ビールに、お酒2合いただき、超満足の満腹です。
あの銘酒”浦霞”の蔵元も、塩釜にあり、また、”ひがしもの”の件や
他に食べたい魚もあるので、この秋冬、再訪決定です(笑)
次回は、この後、松島、瑞巌寺に行ったのでその報告予定です。