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4月14日、小雨の降る中、山形霞城公園へ
山形駅より歩いて、10分程です。
山形城の築城は、1357年、羽州探題の斯波兼頼によって行われた。
以後、斯波氏は最上氏を名乗り、慶長年間、最上義光が城郭を拡大したと
されている。慶長5年(1600年)は関ケ原の戦い、慶長8年には
徳川家康が江戸幕府を開府している。
最上義光は、関ケ原の戦いで東軍につき、慶長出羽合戦にて、上杉家の
直江兼続を退け、出羽57万石の基礎を築いている。
”霞城”の由来は、上杉軍が富神山より山形城を観察した際、霧で隠れて
何も見えなかった。これが、最上軍の勝利の要因になったとの説より。
霞城公園 空撮
東北随一の城郭の大きさで、約35haの面積。そして、桜の数は1500本
日露戦争の戦勝記念として植樹された。この日は、6分咲きとの情報でした。
南門より、お堀の光景
東北夢の桜街道 桜の札所・八十八ヶ所巡り 43番霞城公園
平成23年3月11日、東日本大震災が発生し、東北地方は未曾有の事態に陥り、
深刻な風評被害も発生しました。そんな中、東北地区の復興、地域の活性化を
推進するため、特に桜の時期の観光振興の目的もあり、桜の札所が選定され
ました。昨日、行った烏帽子山公園は36番です。
遊歩道と桜並木
西門と桜
駐車場近辺の桜並木
なかなかの迫力の桜並木です(笑)
二の丸東大手門広場のべにしだれ桜
二の丸東大手門広場の最上義光の騎馬像
この銅像は、約3トン。勇壮ではありますが、こんな不安定な銅像は
初めてみました(笑)2011年の大震災にもビクともしなかったとの
こと。900年の伝統を持つ”山形鋳物”の技術の高さがわかります。
内部 貴重な資料等が見学できます
下に堀、鉄道の線路、そして住宅街が見えます
非常に今、思い起こすと残念なんですが、この時、東大手門の裏手に
いました。表に廻れば、下記のような写真がとれたかと思います。
さらに、言えば先ずは下調べした上で、このメインの東大手門から
入場すべきだったと。
東大手門 橋と桜
東大手門 橋と堀と桜
この日は、お昼を米沢の名店”鳥勝牛肉店”で、予約しており、それに
合わせて列車の予約もあり、時間的な余裕がありませんでした。
その為、東大手門へは行けず、上記の写真は”借り物”です(笑)
とりあえず、急ぎながら、駅へ向かいました。入場した南門へ向かうと
工事中の本丸の跡地に。
工事中の本丸一文字門・大手橋付近からの光景
本丸の堀跡、そして、その周りを囲むように続く桜並木
桜の向こうに本丸一文字門・大手橋 風情あり
ここから、南門、駅へと無事に到着。
山形霞城公園、雨でしたが、充分に桜を楽しむことができました。
なにせ、こんなに沢山の桜を今まで、見たことなかったから。それと
思ったのは、桜の木がそれぞれが大きいこと。だからか、迫力ある
”桜”をみることができました。機会があれば、今度は晴れた日に
行きたいものです。
参考までに小田原城址公園と比較してみました
桜本数 小田原城址公園 300本 山形霞城公園 1500本
面 積 11㏊ 36㏊
桜の本数で5倍 、公園の面積は3倍以上あります。
さらに、上野恩賜公園で約800本、河津桜川沿いで850本です。
また、お城の桜の名所で、来年以降行って見たいのは
弘前城(青森)2600本、 高田城(新潟)4000本
来年は東北or北陸どっちの桜にしようかと、今から楽しみながら
検討します(笑)
次回は、 ”米沢牛”と”上杉神社” 編です。お楽しみに!