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ブリ顔の”はくたか”
2月18日、石川県の金沢へ向かう
”はくたか”に乗るのは、一昨年の12月、氷見へ”寒ブリ”を食しに行った時
以来。その際は、富山まで新幹線で、そこからは氷見線で氷見まで向かった。
確か、富山県に入るなり雨雪模様で、その後も当然ながら、立山等の景色を
見ることは無かった。また、コロナ渦の時で車内がガラガラでした。
しかし、今回は”奇跡”が起きたかのような快晴の青空でした(笑)
車内は満員でしたが、上越妙高でケッコウ多くの人が下車。ホームには
ほぼ外国からの観光やスキー客で溢れていました。北海道のニセコと
同様、妙高高原の雪質も海外でも高い評価を受けているようです。
そして、黒部宇奈月温泉駅を通過し、富山に向かう。
車窓からは青空に映え、雪に覆われた”絶景”立山連峰が見えてきた。
天気の神様に感謝です。この翌日は、曇りのち雨、翌々日は雨でした(笑)
手前は黒部川、奥には絶景の立山連峰
富山駅より、新高岡駅に停止したのち、次はもう金沢。
窓の外を見ながら、今が氷見近辺かと、昨年の事を思い浮かべる。
昨年、氷見のばんや料理”ひみ浜”での事だが、私同様、気楽な一人旅
の客と短い時間ですが、話ができた。彼は、東京の葛飾より来たらしく
お昼に金沢にてカニ料理を食べて、夕食を氷見にて、”寒ブリ”を食べに
来たとの事。そして、これから、泊まりの金沢に帰るらしい。
なかなかのツワモノだと、思いながら、心の中で、次に機会があれば
金沢で”カニ料理””を食べたいという欲求が芽生えいた。
多分、今回の震災がなくても、今年の冬には金沢へ行っていたと思う。
そして、朝市のある輪島へも。
そんなことを思い巡らすうちに、金沢へ到着。
石川県へは8回程来ていて、金沢も3回程来ているが、実は金沢で宿泊する
のこれが初めて。そして、金沢駅で下車するのも初めて。
今までは全てバス旅行で、加賀温泉郷か、和倉温泉でした。それに直近でも
17年程前です(笑)
駅の観光案内所 輝、大の里、遠藤、炎鵬の写真
相撲の盛んな土地柄なのが良くわかります(笑)その中でも、往年のファン
だけでなく、石川県を代表し、皆が知っている力士と言えば、横綱にもなった
”輪島”関でしょうか。和倉温泉のある七尾市出身で、本名は”輪島 博”で、
金沢高校から日本大学へ、2年連続学生横綱、その後、花籠部屋に入門し、
3年後には超スピードで横綱に。史上初で”学士・本名横綱”となる。
金色のマワシ、そして、”黄金の左”で一世を風靡した(懐)
本名が石川を代表する”土地名”なのが、また、凄いし、先祖が”輪島”出身
かと推測される。
第54代横綱 輪島大士関 優勝14回
そんな、大横綱に続き、今年、津幡町出身の”大の里”が一月に初入幕し、
11勝4敗で敢闘賞。そして、春場所も優勝争いの2番手で、11勝4敗で
敢闘賞、技能賞を獲得し、次期、横綱候補としての期待されている。
また、初優勝にも期待が膨らむ。優勝した尊富士と一緒に、国技相撲を
今後も盛り上げて欲しいと思います。
石川県河北郡津幡町出身 大の里(24) 二所ノ関部屋
おもてなしドーム 2005年 3月に完成
年間降雨日数が半年にも及ぶ世界でも有数の多雨多雪都市・金沢。
『駅を降りた人に傘を差しだすおもてなしの心』をコンセプトに誕生。
金沢駅は世界で最も美しい駅14駅の一つに選出されている。
能楽の鼓をイメージした”鼓門”
ドームの下に流れるせせらぎが、潤いを与えている。
夜は日没から0:00までライトアップされる。
”雪吊り”された樹木も北陸の冬の風物詩。
用水の街 約400年前から用水が流れる全国屈指の「用水のまち」
樹木の雪吊りと用水
金沢らしい風情を感じながら、宿泊のホテルに向かう
武蔵辻 金沢の交通の要所 金沢駅から900m弱 歩いて12分程
バス停は、市内で最も本数の多いバス停。目の前には近江町いちば館が見える。
もしかしたら、剣豪宮本武蔵と関係がと思いましたが、一切ないようです(笑)
近江町いちば館
近江町市場内にある複合ビル。1Fは青果・鮮魚などの市場、2Fは和食や
海鮮などの飲食店街。この日の夕食は、こちらの2F ”口福”で予約済。
尾山神社
武蔵辻より5.6分程、香林坊方面に歩いた所にあります。翌日、こちらを参拝。
奥へ進めば、金沢城公園、そして、兼六園へいけます。
とりあえず、尾山神社のすぐ近所の宿泊予定のホテルに到着です。
今回は、こちらで2泊し、金沢の街、そして、夜を散策し楽しみました。
次回は、”旬彩和食 口福”にて、かに料理編です。お楽しみに!