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2024-07-27 04:50:00

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7月14日、5年
ぶりに福岡へ。前回も山笠の時だったが、追い山
でなく朝山笠だったかも。
その時も、昼間からフンドシ姿の若衆を
あちこちで見かけた。期間は7月1日~7月15日、およそ半月、
一番、博多らしさが感じられる季節かも。


博多は昔より、貿易等で栄えてきた商人の町。福岡は黒田官兵衛の
息子、黒田長政がこの地に城を築き、その祖父の地、備前福岡(岡山県)
から名前を取り、福岡と名付けられた。

以降、中州を流れる那珂川を挟んで東は博多で商人の町、西は福岡で
武士の町として、それぞれ特色のある双子都市として、発展。

明治23年、市名を”博多”、”福岡”にするか喧々諤々の大論争の末、
”福岡市”に、その代わりとして、鉄道駅名は”博多駅”となったそうです。

博多祇園山笠は、漫画アクション「博多っ子純情」作:長谷川法世にて
初めて知りました。1976年に連載開始で、博多を舞台にした青春漫画
は当時、初めてで、そして、主人公は郷六平、高校はラグビー部に入部、
当然、祇園山笠にも参加することに。そして、郷の彼女は、小柳類子。
二人の名は、福岡出身の郷ひろみと小柳ルミ子からに因る(笑)
他の登場人物もほぼ、福岡出身の有名人の名をいじった名前だった。

私が丁度、京都での大学一年生の時期で、福岡の事や、懐かしい言葉など
また、共通のラグビー部ということもあり良く愛読したものです。


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博多っ子純情  長谷川法世

 私は久留米の隣町、筑後羽犬塚の出身ですが、幼い頃に一緒に住んでた
叔父や叔母が福岡市内に住んでいた事もあり、よく遊びに行ってました。
そして、大学受験のため博多の進学ゼミにも、親戚から通ったことも。
だからでしょうか、博多にはちょっとした想い出と愛着心があり、また
高校ラグビーでは、東福岡がスクラム等で「オイサ、オイサ」の掛け声
にて、活躍を見てきたので、私も力仕事の際はつい、「オイサ」と言う。
もちろん「オイサ」は、博多祇園山笠の掛け声です。不思議に力出ます(笑)

 

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フンドシではなく、締め込みでした(笑)
水法被は流や町ごとに違いあり

 

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川端通商店街

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商店街
の中に”飾り山笠”  なんと!ガンダム
最上部は伸縮します。そして、煙or蒸気がでます(笑)
そう言えば、若い頃、仕事ぶりと名前をイジられ、
キドウ戦士ガンダムと呼ぶ人もいたな(笑)





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その
裏or表には騎乗の真田幸村
上に豊臣秀頼、さらに見えませんがその上に徳川家康がいます

 

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八番
山笠の説明文です。唯一”走る飾り山笠”です

 

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櫛田神社
博多祇園山笠が奉納される神社で、博多の総鎮守です

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飾り山笠。13ヶ所に設置されている。
その他の飾り山笠、舁き山笠等の写真、また、スケジュールや歴史等など
博多祇園山笠を詳しく知りたい方は下記の公式HPをご覧ください。

 

 博多祇園山笠 (hakatayamakasa.com)

 

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追い山 櫛田入りのメイン会場


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清道
旗の柱
追い山のスタートは4時59分、男衆の鬨の声が上がり一番山笠が太鼓の音
、「オイサ」の掛け声と共に清道内に駆け込んでくる。そして、清道旗を一周
したところで、一番山だけが唄える祝い唄を唱和。そして、舁きだして博多の
町に飛び出してゆく。その後、5分置きに、2番から7番山笠が入場して、
最後にデカイ八番山笠の入場となります。


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7月15日 午前3時頃 櫛田神社付近

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7月15日 櫛田入り スタート前 午前3時頃
小雨が降り続く。傘をさしての見学は通行の妨げになりできない。準備の
いい方はカッパ持参。私は傘のみだったので軒下に陣取る。後方に一番山笠
大黒流れの舁き山が見える。


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一番山笠 先頭の子供たち
この日はTV中継もあり、子供たちへのインタビュー等もおこなわれていた。
その後も雨はやまず。時間は、4時半頃。徐々にスタート時間も迫ってくる。
1時間半、立ちっぱなしで足が硬直してきた。さらに、目の前の通行路が
徐々に狭まり、満員電車並みの状況で身動きができないほどに。
目の前の子供や若衆は、雨に濡れながらの待機。裸同然の恰好を見ながら
”男を磨いてくれ””体調を崩さないでくれ”と祈るばかり。夏場とはいえ
長時間、雨の中立ち尽くすのは過酷なものだから(感)

そして、時間はようやく、4時54分。スタート5分前の掛け声と合図に
緊張感と期待感が溢れ、熱気が伝わってくる。私も動画は撮りましたが
残念ながら見せられるものではないので、下記の動画にてご参考ください。

 

博多祇園山笠フィナーレ 午前4時59分!追い山笠スタート (youtube.com)


【祭】博多祇園山笠《追い山》 (youtube.com)


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櫛田
入り スタート前の風景 六番山笠 恵比寿流れ

 
博多祇園山笠の追い山、今年初めて見ることができ、感無量です。
年齢的なものもあり、見物するのはこれが最後になるかも(笑)
祇園山笠の祭りのように、常に”前を向きながら、進める男”で
ありたいと願うばかりです。

次回は、食べ歩き、博多編です。お楽しみに!