インフォメーション
町家風の「鮨 一誠」
近江町市場から金沢駅方向に歩いて4、5分、安江町の一角にあり。
金沢まち博 認定スポット のお店
先ずはビール
完全予約制 おまかせコース カウンターのみ9席
17時に入店で約2時間、旬の手料理 と にぎり鮨 が 味わえます。
手際よく調理するご主人の包丁さばき、そして、旬の料理の素材が、真近で
見れるのは貴重です。そして、給仕をされるのが奥さんなので、暖かい
家族的な感じ、また、二人とも人柄が良いので、いい雰囲気のお店です。
七尾産 赤なまことモズク
どうですか、一品目から”シブイ”のが出てきました(笑)
七尾産 いわしの巻物
イワシ好きなので、これは堪らないですね!美味い!
庶民的な魚を、腕と工夫で作り上げた”逸品”です。
脂の乗ったイワシは、マグロのトロに匹敵する程
美味かとです(笑)
いわしのナメロウ
ご飯やのりも入って、これも絶品
石川能登町 数馬酒造 しぼりたて生原酒 竹葉(ちくは)
被災等もあり、なかなか、入手できない”名酒”のようです。
また、驚いたのはこの、”金銀” の酒器です。これぞ、金沢(笑)
あわびの肝の リゾット
イワシのナメロウ同様、チョットだけ、ひと手間かけて出てくる料理が
少量だけど味わいがあります。
なまこのこのわたの 茶碗蒸し
これもまた、驚きと感動の”逸品”です(笑)
小料理メニューは以上です。旬の素材、各々の美味しさと、幅の広い
料理に、親切丁寧な接客とこの時点で充分に堪能致しました。
さて、不思議な出会いが世の中にはあるもので、隣の席に座ったのが
片言の日本語を話す若いカップル。顔立ちが二人とも東洋系でしたが
実はアメリカのシアトルからきたとの事。日本には何回も来ていて
日本のことが大好きのようで、芸能人では藤井風、バウンディーと
具体的な名前が挙る。今回の旅行は、九州から始まり、金沢、妙高、
奈良、神戸へ行くとの事。この店の感想を聞くと、”実に素晴らしく
いい店”ですと感動気味に話してくれた。
さらに、今までで、日本で一番良かった店は?と尋ねてみた。
ナント、その回答は”博多の屋台”で、福岡県人としては嬉しい限り(笑)
さらに、このブログの冒頭に出てくる、朝の3時から並んだ築地の
寿司屋、”大寿司”にも2回行ったとの事、さらに豊洲に移転した後も
行っており、話は盛り上がってきました。日本人でもそこまでの人は
そうは居ないモノ。彼が本当に、日本の文化や和食好きで、日本に良く
来ているのが分かった次第です。明日行く”妙高”は、非常に雪の質いい
ので、外国のスキーヤーが沢山行くのですが、彼が言うには妙高の雪は
”レベチ”だそうです(笑)
そんな中、ここからは”握り”に移行します。
南蛮えび
通称だと”甘えび”ですが、別物の美味しさ、シャリは赤鮓。
真鯛
能登の和塩でいただきました。
塩釜産 本まぐろ
北陸でも塩釜産の”マグロ”の評価が高いのが分かります。
塩釜は昨年は2度、行ってるので懐かしい気がします。
暇な方は、インフォメーションの2023-05、2023-11を
ご覧ください。
さより
のどぐろの炙り と のり
たまご
アジ
〆のにぎりが”アジ”とは、なぜか嬉しいモノです(笑)
デザート シューアイス ゴメン 食べかけで(笑)
2時間の滞在でしたが、本当に”いい店”に出会えたと感謝です。
銀座なら5万円コースの店との意見もあり、料理や対応も大満足。
又、シアトルの彼の勤務先ですが、”Facebook”だそうです(驚)
道理で日本の情報にも詳しく、旅行資金もあると納得(笑)
さらに、彼より”一期一会”の話が出てきて、彼とは最後に”握手”を
交わしお別れしました。
さて、金沢の夜はやはり、一軒だけでは終われないと、とりあえず
香林坊方面へ向かう。目指すは、金沢おでんの名店 ”菊一”。
味のある、昭和風の看板
創業は昭和9年という、金沢おでんの老舗。店に着いたは午後、19時半頃。
満員でしたが、少し待って入店。
おでん種
さといも、ごぼ天、くるま麩
くるま麩は、昨年、会津若松の”もっきり”以来。大好きなさといも、そして
ごぼう天を注文。野菜や海産物も色々と豊富なおでん種。
どて焼き
美味しそうだが、さすがにお腹も膨れていて、見るだけでした(笑)
この日は、それ程寒くなかったが、寒い雪のチラつく日など、この店で
熱燗で一杯などと、つい想像してしまいます。シアトルの彼なんか、
連れてきたら、きっと喜ぶだろうな(笑)と思いながら、宿泊のホテル
へ。途中、ビールとつまみを購入のため、コンビニに寄る。
当然、ひとつ買ってしまいました(笑)
次回は、”江戸””の花見です。お楽しみに!
近江町市場 開設300年 金沢市民の台所
名前の由来は近江商人が作ったことにあり、”おみちょ”と呼ばれ
親しまれている。生鮮食品や小売り、飲食店など約170店ほどあり。
石川県産 加能ガニ 1.23K ¥25000
下のカニが1.18k ¥23000 と重さで価格に差があるようです
ちなみに、1.5k以上、甲幅14.5㎝以上で厳しい基準をクリアした
雄ガニは、最高級ブランド「輝」と認定される。
今年は一匹が認定され、300万円でセリ落とされた(驚)。年間でも、
一桁程しか認定されないとの事。
のどぐろ ¥5000 一尾買いはかなり勇気が必要(笑)
喉の奥が黒いのでつけられた通称。正式名は”アカムツ”
刺身、煮ても焼いても美味い、人気の高級魚
テニスプレイヤー、錦織選手が全米オープンで準優勝し、帰国後に
”のどぐろ、食べたい”と発言し、全国的に有名になった。
山口、島根の山陰、北陸3県の日本海側の漁獲量がほとんどで、
錦織選手は島根県出身です。
のどぐろ一夜干
おさしみ梅貝
刺身でも食べられるとは驚きです。煮つけがメニューに
あればほぼ、注文します(笑)
能登真河豚
天然ふぐの漁獲量1位は、石川県で、その中でも輪島が1位との事。
てっきり、山口県だと思ってました。
輪島のサバ醤油干 ¥1200 いしる干し、いい値段です
さばこんか漬
”こんか”はぬか、福井県では別名、”へしこ”と呼ばれている
メギス(ニギス)
北陸地区、特に石川県では、全国トップクラスの漁獲量です。シロギスとは
別物でキスに似ているので似鱚と言われている。シロギスは浅瀬で水深1~15m
に生息していますが、水深100~200mに生息し、底引き網で漁獲される。
去年、新潟で天ぷらでいただきましたが、ケッコウ美味しい(笑)
ガスエビ
旬は4月以降で、甘えびよりも美味しいとも言われています。だだ、
鮮度が落ちやすく流通させるのが難しいとの事。
右側の魚は?
タラの刺身に真子(タラの子)をまぶした「たらの子つけ」
関ブリ
関のサバ、アジは有名ですが、ブリは初めてかも(笑)
ブリのたたき
ブリの幼魚 フクラギ
関東ではワカシと呼ばれています。寒ブリの時期は過ぎたようで、この日は
何処にも、ブリの姿は見ること出来ませんでした。
参考までに、隣の富山の氷見の”寒ブリ宣言”は、昨年の12月23日の開始で
終了は今年の1月30日だったそうです。
インフォメーション 2023-01 に”寒ブリ宣言”の中、昨年、氷見へ
行った記事もあるので、暇な方は見てください(笑)
さて、お腹も空いてきました。いよいよ、昼めしの時間。
食べるはもちろん、のどぐろ丼です(笑)
近江町市場 刺身屋 のど黒めしのポスターがデカイ
他にもありましたが、このデカイポスターに釣られて入店(笑)
のど黒めし
皮が焦げているので、炙ってあるようです。全部で15切れ程。
サシが見え、脂がのっています。
炙ってあるので皮目の脂が溶けて、さらに旨みが増しています。
美味しい!!さすが白身のトロ、マグロのトロにも負けない旨さ。
のどぐろばかりで途中で飽きるのではという懸念もありましたが
そんなことも払拭する美味しさでした。
ビール、お酒、ご飯と味変してるから!?(笑)
〆はだし茶漬け
3~4切れ残して、いただく贅沢な茶漬け。これもまた格別な美味しさ。
のどぐろ満喫、ご馳走様でした!
さて、次回は金沢の鮨、そして、おでん屋へ。お楽しみに!
4月も半ば、この時期は、色々な想い出が浮かんで来ます
桜がつぼみから、開花し、散って舞うように、人の人生も
この時期は大きく変わるもの。そして、出会いと別れも。
思い起こせば、色んな光景が目に浮かびますが、今、現在
をとりあえず五体満足で生きている事に、感謝です。
今年の桜の開花は、例年より十数日遅れて、本当に待ちわびた
人も多かったのでは。温暖化が続く中この十年では、一番遅い
開花になり、改めて単純な予測では測れない、桜のもつ不思議
さと魅力を認識できました。
そんな中、開花を待ちきれず、”枝見”で宴会をやった猛者も
ケッコウいたようです(笑)
また、ここ数年コロナ渦で”花見”も色々、規制を受けていた
のがようやくその規制も解け、ようやく賑やかな花見が戻って
きたのは嬉しいものです。
上野恩賜公園
千鳥ヶ淵
小田原城
今年は上野恩賜公園、千鳥ヶ淵、小田原城と周りましたが、
外国人の方が非常に多く日本の桜の美しさが、世界に認められ
ているようでこれもまた、イイ感じです。
来年は、まだ一度も行ったことがない、秋田か山形の桜を見たい
もの。美味しいものや、お酒も沢山ありそうだし(笑)
次回は、金沢、近江町市場と、のどぐろ丼です。お楽しみに!
尾山神社 神門
この写真は、2月18日、快晴の日で夕刻の写真です。
下記からの写真は、その翌日、曇天の日で朝方の写真になります。
かなり、色合いが違いますね。見る角度や光のあたり方などで色が
変わる不思議な建物です。
尾山神社 鳥居 と神門
加賀藩祖前田利家公と正室お松の方を祀る由緒ある尾山神社。
神門 珍しい和漢洋の建築様式
最上階のギヤマンがキレイ。昔、ここに灯を燈し、近海を通る船に灯台の役割
をしていた。そして、日本現存最古の避雷針。
拝殿
前田利家公像
織田軍団の母衣衆であった前田利家公は、戦場を駆け巡り連絡の
役を務めた。母衣は流れ矢を防ぐと同時に、敵の目につきやすく
大変危険でもあった。
尾山神社を通り抜けると、その先は金沢城
二代藩主前田利長の正室玉泉院がこの場所に屋敷を構えていた
いもり堀 幅16m 長さ230m 奥に兼六園が見える
鯉喉櫓台(りこうやぐらだい)
歩道沿いに行けば金沢城だが、道を横断し先ずは兼六園に行く。
瓢池(ひさごいけ)
瓢は”ひょうたん”のこと。
池の小さな島の植木にも”雪吊り” どのように作業したのかな?
翠滝(みどりだき)
兼六園の全体図
徽軫灯籠(ことじとうろう)と 手前が虹橋
多くの方が、ここで記念写真を。人気の撮影スポット。
兼六園の名前初めて知ったのは、切手(1967年発行)。
三名園で茨木県の偕楽園、岡山県の後楽園も切手で知りました(笑)
切手収集してたのは中学生の頃で懐かしい。どちらも、出張の合間に
よりましたが、ほぼ記憶にはありません(笑)
枝ぶりが見事、力強く、素晴らしい
眺望台付近からの眺め
意外と標高の高い位置にあり。眼下に市街地、山々には雪。
日本武尊の銅像
実はミステリアスな、銅像で”鳥が全く近づかない”と言われています。
1880年に建立され、100年もの間、誰も銅像に鳥が止まっているのを
見たことがないそうです(怖)
紅白の梅
冬桜 冬と春に咲く、2度咲きの桜
梅と桜を見ることができたので、春を感じながら、兼六園を出る。
そして、道向かいの金沢城方面へ。
刻印のある石垣
この池は白鳥掘りの名残りらしい
お堀通り 白鳥路
緑豊かで、静かな小路です。
水の流れ、せせらぎが心地よい
夏にはホタルが見れるそうです。
金沢ゆかりの三文豪(室生犀星、徳田秋 泉鏡花)の彫刻像
他にもいくつかの彫刻がありましたが、割愛させていただきます。
そして、暫く歩くと尾坂門へ。
金沢城 尾坂門 大手門とも呼ばれている
鏡石と呼ばれる巨大な割石を使った石垣あり。
今回は、残念ながら時間の都合で門内には入場していません。
理由としては、お昼時で腹ペコのため、近江町市場に向かったから(笑)
という事で、近江町市場の散策、と食事ですが、その前に
月替わり、4月の一句です。次回をお楽しみに!
斬新なデザインの用水路
ホテルにて、軽い休息と携帯の充電後、近江町市場へ向かう。
その途中にお洒落な用水を見つけました。
夕方の6時頃、近江町市場を覗いてみるが飲食店以外は、ほぼ閉店。
市場は翌日に再度、訪問しました。次回、別途、報告いたします。
近江町市場”エムザ”口 と ”いちば館” と かに解禁大売出しの看板
エムザ(m´ZA)は対面にある百貨店の名称です。この日と翌日も改修工事
にて、休業日でした。地域の百貨店やデパートの食品コーナーを覗くのが
大好きなので、残念でした(悔)
いよいよ、いちば館の2Fの”口福”へ
旬彩和食 口福
人気店の証拠でしょうか、開店前にも関わらず”予約で、満席”のようです。
予約を入れてたのは大正解でした。
店内カウンター 中央部に岩塩
この日は、贅沢にも”カニ料理”のフルコースを予約
店名入りのグラスで生ビール
タグ付き、”加能がに”の刺身
カニ刺しは、以前、鳥取で食べたのが最後で、十数年ぶり。アマ~イ。
香箱がに 量は少ないけど味わいあり
外子、内子、みそ、とそれぞれの味わいあり。
そして、当然の如く、日本酒をいただくわけですが。列車から見た立山
が脳裏に浮かび、”立山”を注文。
その後は”加賀鳶”をいただきました。
ポン酢
焼きガニ
焼きも、独特の香ばしさがあり美味しい。
ただ、さすがにここまで”かに”が続くと、他のモノが食べたくなってくる。
隣の席の”牡蠣フライ”を見て、美味そうだなと思っていたら出てきました。
揚げ物
練り物、レンコン、ナスを揚げたもの。さすがに、”かに”は無し(笑)
かに雑炊
そして、〆はやはり”雑炊”。一言いえば”余は満足じゃ”かな(笑)
今回は、”加能がに”のフルコース料理、量、質とも大満足。
最近はほとんど”毛ガニ”の冷凍モノしか食べて、なかったので改めて
”ズワイガニ”の美味しさを味わう事ができました。
実は、私は”蟹座”の人、もっと、色んな”蟹”を、今後、食して行こう
かと思います(笑)
次回は、尾山神社、兼六園、近江町市場を散策します。お楽しみに!