インフォメーション
12月15日、晴天。向かうは秋田。
以前より、行って見たいと思い続けようやく実現しました。
秋田出身の知り合いもいるが、実は3年程前に小田原の焼鳥屋で
たまたま隣に座った方が秋田の男鹿の方でした。いい所なのでぜひ
来てくださいと。そして、2年前にも寿司屋で隣に座ったも秋田の方
でした。土地の美味しいモノを聞いたら、実は”熊”だと、小声で教え
ていただきました(笑)以前、滋賀の余呉の「徳山鮓」で”熊鍋”を
いただいたこともあり、驚きと同時に”秋田”との不思議な”縁”と関心
が高まり一度は行かねばと思いをはせていました。
新幹線の車窓から富士山
そんな秋田へ、最初に行こうと思い立ち、予約を取ろうと行動をしたのが
昨年、桜の時期の角館。当然、宿泊できる宿はどこも満室状態で諦める。
そして、今年、沖縄行きを計画したあたりより、次は真逆の雪見のできる
温泉へ行こうという思いが強まり、今回の旅となる。
先ずは、小田原より新幹線で東京へ。晴天の中、車窓からの富士山が
いつもながら素晴らしい。
秋田へは、東京駅よりはやぶさ・こまち 9号に乗車
東京発 8:37 秋田着 12:30
はやぶさ・こまちの連結車両
切り離しは”盛岡”です。こまちは”秋田”へ、はやぶさは”青森”まで
行きます。写真の手前が”はやぶさ”、後方の列車が”こまち”です。
こぼれイクラと、とろサーモン、ハラス焼き弁当
旅の楽しみは、先ずは”駅弁”と”ビール”です(笑)
大宮近辺からの富士山
埼玉には富士見市があるので、高い建物がなかった時代はよく見えた
ことが想像できる。しかし、冬場のこの季節は天気もいいし、富士山
がどこからでもよく見える(笑)そして、もうすぐ天候が変わり、灰色の
空の北陸いや東北が近づいてくる。何気にこのギャップが好きなのも
あるが、日本の冬を味わいたいという気持ちが強いのかも。
盛岡近辺、うっすらと雪景色
秋田、田沢湖近辺
この辺は、やはり積雪量多し。今回の最大の目的は”雪見の湯”、で秘湯
の乳頭温泉郷は田沢湖からバスで1時間程。とりあえず、この日は目的の
秋田市内を目指す。
そして、12:30 秋田駅に到着
秋田犬キャラクター ”あきお”のねぷた
弘前のねぷた祭りで、前座で参加したらしい。ローカル線の通路に
展示されていた。
秋田駅の到着です
秋田の三大名物が揃い踏。奥より竿灯まつり、なまはげ、秋田犬。
これはデカイ秋田犬 クリスマスバージョン
縫いぐるみポイけど、バルーンです
西武百貨店 壁には竿燈まつりの絵
時間的に、お昼のランチの時間。稲庭うどんの老舗”寛文五年堂”へと向かう。
冷たい風の吹く中、7分程、溶けた雪道を慎重に歩いて、到着。
いなにわ手綯うどん本舗 寛文五年堂
一枚板の看板が光っています。そして、”和”を意識したモダンなガラスの
格子戸がオシャレ。そして、中に入るともう一枚のガラス戸り。
店内に冷たい風が入らないような造りです。
手綯【てない】
捏ね、延ばし、小巻、手綯、平押しと、姿を変えるたびに
鍛えられるうどん生地。つややかで強いコシ、なめらかな喉ごしの
うどんは、すべて職人の手技に支えられています。
秋田市湯沢市稲庭町。自然の恵みを人の手で磨き上げられた
こちらの”寛文5年堂”の”いなにわ手綯いうどん”、一種の芸術品かと
思われる。元は将軍家、皇室への献上品だという歴史が感じられる。
店内の様子 外窓が大きくモダンなカフェかと
カウンターは対面式で中央にお椀等の漆器が陳列され、プライベートが
保たれている感あり
比内地鶏の串焼セット 温かい生めん と 冷たい乾麺
通常だと、”ざるうどん”2種類の組み合わせですが、温かいのも食べて
みたいと、このようになりました(笑)
温かい生めん
俗にいう”かけうどん”でしょうか(笑)これを見て過去の記憶が蘇る。
”稲庭うどん”を初めて食べたのが、6、7年前の二宮のある店です。
この美食倶楽部で何度も話をしてますが、今は無き”魚蔵”でサイドメニュー
で見かけて食しました。当然、具はもう少しありましたが、その美味しかっ
たこと。
比内地鶏のもも、とつくね
寒い地域の地鶏だからか、身がしまっています。
高清水 熱燗
そばと日本酒もいいが、うどんも悪くない。そして、熱燗がイイ。
おしながき
やはり、目立つのは”海老天カレーうどん”デス。少し興味あり(笑)
次の機会があれば、”湯沢市稲庭町””へぜひ、行ってみたいものです。
次回は、秋田の原始焼きが楽しめる居酒屋です。お楽しみに!
箱根湯本駅・ロマンスカー
12月2日、紅葉を求めて箱根へ。車で行き箱根町の庁舎下の駐車場
より、ブラブラ歩くことに。
あじさい橋
あじさい橋からの景色
早川上流を臨むが、逆光にて少し眩しいためか、紅葉感は特になし。
湯本の商店街を抜け、湯葉滝通り方面へ向かい、箱根湯本橋へ。
箱根湯本橋を渡ったところにある初花本店
人気店で、いつもお昼には行列ができています。
湯場滝通り 旅館吉池
昨年はこの先の天成園にお邪魔したが、こちらも日帰り風呂があり、
庭園があるらしいので、本日はこちらに立ち寄ることに。
日本水力発電発祥地跡の碑
昔からの観光地というイメージだが、水力発電発祥地とは驚きです。
湯本湯場第12号源泉
吉本旅館では6本の源泉を所有しており、合計すると1分間に720ℓ
の温泉が出ている。すべての風呂で循環、加温、加水は一切なく100%
源泉かけ流しです。
日帰り温泉は、¥2200 タオルは別途で¥220 です。
フロントで料金を払い、早速、浴場へ向かう。下の3枚の写真は、途中
の庭園が見える窓から撮っています。多少、ガラスの反射等で見ずらい
ですが、ご了承ください。
風呂場に着くまでに、窓越しながら小さい秋を楽しませていただきました。
男子内湯
男湯は内湯で、ケッコウ広く、屋根等は植物園の感じです。お湯の質は
柔らかくイイ感じです。露天風呂もあると聞いていたので探しては見たが
見当たらない。
浴室より着替えて出ると、広いフロア。庭の方を見るとドアガラスあり。
外を覗いて見ると、正面にプールが見える。そして、左側に露天風呂が
ありました(笑)しかし、案内図等が一切ないとわ(泣)
男子露天風呂
露天風呂のそばを下ると庭園が開けてくる。流石にここで服を脱いで
風呂に入る気にもならず、そのまま庭の見学をすることに。
先ずは庭を流れる小川に癒されます
小川の上流はと見上げると、山と建物が徐々に見えてくる
この庭園の名称は 山月園
後方の山と庭園が一体化しているように見える。この景色が”山月園”の
名称の由来だと自然と理解できる。
弥之助 箱根への想い
ナントこの庭園、三菱財閥2代目総帥、岩崎弥之助別邸庭園。広大な敷地は
約1万坪。箱根の国立公園化を推進し、将来的に外国観光客を誘致しよう
という信念をもとに、この別邸を拠点に活動。現在、箱根には沢山の観光客
が来ているのは、そういう歴史があったからだと考えると感慨深いものです。
自然豊かな”池泉回遊式庭園”
庭園のすぐ側を流れる”須雲川”から取り入れた自然の清流と7つの池に
はおよそ1000匹の鯉が泳いでます。錦鯉が綺麗で可愛く、これまた
癒されます(笑)
山月園出入口
浴場に行く途中にあります、正式な出入口です。
今回は箱根湯本の小さな秋を紹介しました。しかし、秋の季節が昔に
較べると凄く短くなりました。時の流れでしょうか(懐)
次回は、月替わり 12月の俳句 編です。お楽しみに!
波照間港 朝の風景
東の山側の方、赤く朝焼けをしていたが、海側は通常の景色。
しかし、風が強い。天気予報では風速8m程で、昨日よりはかなり強い。
今日は、9時出発の石垣島行の船に乗るのだが、これは欠航もあり得る
かもと思わせる程。なにせ、35%の欠航率。
早朝は波照間といえども肌寒い。港、近辺にて飲み物の自販機を探すが
見当たらず。宿泊所にも自販機はなく、冷蔵庫にある飲み物を選択にて
取りだし、募金箱にお金を入れる方式。不便なようだがこれぞ、最南端の
島らしくて悪くない。
領海・EEZを支える 日本最南端の有人国境離島 沖縄県波照間島竹富町
排他的経済水域(Exclusive Economic Zone)
日本の排他的経済水域は、国土の12倍程、世界6位の面積を持つ海洋国家。
領海は12海里、排他的経済水域は200海里。海洋資源が豊富にあると
いう利点もあるが、台湾と中国の紛争に巻き込まれることもあり得る地域
でもある。暗くて人がいない時間帯だと、そんな事も少し、頭ををよぎる。
そんなことが起こらないよう、また、この風が少しでも穏やかになるよう
願いながら、宿に戻る。
宿にて、軽く仮眠後、朝飯の弁当を食べ、宿の前に港へ行く人集合。
そして、送迎にて港へ到着。風は朝より、少し穏やかになっていて
水平線上に雲はあるが、上空は見事な青空。波照間で、亀と一緒に
泳ぐこと、夜の宴が無いなど希望通りにはいかなかったが、晴天の
中、この島で過ごし、無事に計画通りに船にて、帰還できることに
感謝。
石垣島行は、9時50分 出航予定。
船は石垣島から来て、折り返すのだが9時30分頃に到着。
ぱいじま
ぱいじま2より少し小型。ちなみに”ぱい”は南の意。
ようこそ 最南端の波照間島へ
左側の絵は、”豊作の神様ミルク” 右側の絵は”奉納演武”らしい
凄い大迫力の波しぶき 画像に写っていないが”虹”が綺麗でした(笑)
石垣島見えてきました
石垣港も、まじかに見えてきた
左側には海上保安庁の巡視船が数隻見える。右側に”琉球海運”の貨物船。
領土問題になっているあの”尖閣諸島”も、実は石垣市です。
そして、無事に石垣離島ターミナルに到着。ゲロ船と呼ばれるこの。航路
ですが、無事に帰還できました。
ついでに、午後からの波照間行きの運行掲示板を見ると”欠航”になって
いました。ちなみに、その翌日は全便、”欠航”でした。なんだかんだで
”悪運”、いや、日頃の行いがいいのかな?!(笑)
先ずは、一旦、ホテルに戻り、シャワーと荷物の整理。仕切りなおして
この日は、川平湾へ向かう。バスは石垣離島ターミナル発、時間に余裕も
あったので、また、あの”ポーク玉子”とオリオンビールで軽く食事。
この組み合わせは、”沖縄”らしくていい感じ。東京等なら、助六寿司に
大阪ならタコ焼きに、缶ビールってところでしょうか(笑)
バスに乗車し、しばらくすると、沖縄らしい海岸が見えてくる。それも
そのはずで、この辺は”西表石垣国立公園”なのです。乗客には外人観光客
かなと思いきや、現地のリゾートマンションのバス停にて降車。
荷物を持ってないところを見ると、こちらの住居人のよう。ある情報に
よると、フランス、オランダ、などのヨーロッパから移住してくる人が
増えているらしい。
昨日の波照間の宿にも、一時留学、一時就業的な若い外国人を見ているので
やはり、この石垣島、八重山諸島の海や自然の魅力は、日本だけでなく世界
より注目されているのが分かります。
川平湾へ向かうバスからの景色
一時間程で、川平湾に到着。売店にて、船のチケットを購入。
本日は学生の団体が来ているので、乗船には30分程、待つよう。
それではとマンゴーのかき氷をいただく。
マンゴーのかき氷
島のフルーツの生ジュースも売っていたが、かき氷を選択。
好みの宇治金時を探すが、当然そんなものは無く、お初のマンゴーです(笑)
グラスボート乗り場
砂浜に停泊した船も珍しい。また、こんな階段で乗り込むことも。
川平湾の波の無い穏やかな海じゃないと、これはできないこと。
グラスボート乗船
サンゴ礁とクマノミ!?
グルクン!?
イター!!! 海がめ 右上白いサンゴの下に
今回の旅行は海がめと一緒に泳ぎたいという願望からきています。
船が出発するとき、運が良ければ海がめが見えるかもという話ぶり
だったので期待はしなかった。サンゴや魚は最初から見えていたが
途中から、海がめがいるとの事で船内は大騒ぎ。しかし、私には
”海がめ”が一切見えず。前のお姉さんに”何処、何処にいるの”と
聞いて、ようやく分かった次第です。
とりあえず、出会えて、薄らぼんやりではあるが、写真も撮れた
ので、半分ではあるが夢が叶ったかも(笑)
川平湾展望台からの景色
展望台からの眺望良し。空に少し灰色の雲がかかり始める。
この日は、夜に雨が降り出しましたが、晴天に恵まれた日程でここまで
観光できたことに感謝です。
川平湾からバスで、石垣離島ターミナルへ、そこからホテルに戻り
少し休息と、携帯の充電を終え、夕食に向かう。
向かったのは、初日に満員で断られた”てっぺん”。石垣牛と海鮮で人気
お店です。
石垣牛と海鮮の店 てっぺん 沖縄八重山厳選食材
初日に来たのは、6時を少し過ぎた頃、この日は6時少し前に到着。
店に入り、店長らしいスタッフの方に、席が空いているかを確認。
席は空いているが、予約の方が多いとの事。今日もダメかと思いきや
予約の方が来るまでの一時間、で良ければとの事。当然OKのギリ、
セーフでなんとか入店できました(笑)
オリオンビールの生 超ヒエヒエでした
石垣島海ぶどう
芸術品のような美しさ。プチプチの食感で瑞々しい美味しさで最高!
ジーマミー豆腐
ピーナッツより作られ、モチモチです。そして、これを運んできたのが
下のロボット。石垣島でもいるんですネ。
正面から見ると、”愛らしい笑顔”、そして、オシャレな蝶ネクタイ
刺身盛合わせ
中央のセーイカ(そでいか)は大きいものは1M程に、その下の白身が
イブラチャー(ブダイ)であのド派手なヤツです(笑)
できればカウンター席で飲みたかった
波照間の”泡波” ロックでいただきました 優しい味でまろやか
〆はやはりゴーヤチャンプル
美味しいけど、量が凄かった。これで、満腹(笑)
ほぼ一時間程で、小腹も満たされたのでお会計。
最後の夜なので、何処かもう一軒と近辺を散策。
美咲町 通り会 ”おーりとーりー”
”飲んで、食べて、歌って踊り、楽しさいっぱい”
”おーりとーり”は、いらっしゃい の意です
沖縄本島だと、”めんそーれ”
しかし、思った以上に飲み屋が多い(笑)、そして
賑わっている。歩いているだけでワクワクします。
30分程、歩きまわり、迷子状態になりながらたどり着いたのが
離島ターミナルの目の前にある、下のお店。
音符とヤモリが気になる 民謡酒場 海物語
なかなか、シュールな装飾です、これは気になる(笑)
玄関先の案内板を見ると、後、5分でスーテージ開始らしい。
満席状態だが、一席、空いていたので入店。
ちなみに、ヤモリは”家守”で、縁起が良く、家の守り神とされている。
ステージ”垣花 賢也” と 相方
”垣花”だけにハッピーで、軽妙な話ぶりで楽しめました。やはり、沖縄らしさ
と言えば三線とお囃子。自然と楽しい気分に。たまたま、この店に入店したが
同様な民謡酒場は数しれず、風土的に音楽が根付いている気がする。
石垣島出身の芸能人、BIGIN、昔の番組、”イカ天”から出た頃からのファンです。
沖縄を飛び越えて、いきなり石垣島へ来たのはその影響大。
島らっきょうの天ぷら
初めて食べましたが、旨い。酒のアテにも体にも良さそう。
結局、注文したのは、ビールとこれだけでした(笑)
億万長蛇
これは強烈!!相当でかい、ハブが入っている、ハブ入りハブ酒。
これ飲んだら金持ちになれそう(笑)
正面には外国の方々がズラリ、皆さんたのしそうでした。
途中、地元の方でしょうか、飛び入りで踊りを見せてくれたり、合いの手を
入れたりで超ハッピー(笑)人気の”島人ぬ宝”も良かったが、一番盛り上が
ったのは”オリオンビール”の歌、これが一番沖縄らしいよな(笑)
ライブの最後あたり、全員立って、踊りました。
この全員参加で踊れるのが最高デス。沖縄にキターと実感させてくれます。
しかし、踊ったのは何十年ぶりかな。しかし、前の席の方、プロレスラー
のようですが女性です(笑)
さて、沖縄編はこれで終了です。また、機会があれば、行きたいな。
11月も半ばを過ぎ 寒い日もあったが、どちらかと言えば 暖かい それでも
木々は色づいてきて 冬の訪れを感じる そして、行きたく なるのが温泉
できれば雪景色がいい そして、前から行って見たかった 秋田の秘湯
乳頭温泉・鶴の湯へ 来月、入湯します
本日は11月17日だが、気温24度あり
今、部屋で扇風機回しています(笑)
そして、明日の最高気温の予測が、今日より10度低い14度で
明後日はさらに、下がり11度の予報です。
どないなっとんねん(笑)
秋田へは、初めて上陸します。美味しい食材が沢山あるので
楽しみです。そして、乳頭温泉の”鶴の屋”予約が4月頃まで
満室のようです。さすが、人気の秘湯です。
何とか”休暇村”で予約が取れたので、そこから日帰り入浴で
”鶴の屋”へ通うようです。鶴の屋の露天風呂は”混浴”です。
十数年前、丹沢の中川温泉で一度、混浴経験して、それ以来で
楽しいような、怖いような、こっぱずかしかった記憶あり(笑)
そして、雪見の湯も、そのころ出張で新潟のどこかの観光
ホテルに泊まって以来です。
東北の温泉は、初めて、のんびりゆったりと雪の中で
湯ぶねにつかり、一杯やれたら極楽かも(笑)
次回は沖縄・石垣 3日目編です。お楽しみに!